3月29日(日)東京・ディファ有明で開催されるKGS『R.I.S.E.53』のセミファイナルで、大物ツグト“忍”アマラ(チーム忍)を迎え撃つTARGET期待のホープ菅原。現在4連続KO勝ちと波に乗り、2月にはJ-NETWORKスーパーライト級王座も獲得した。「目標は大晦日Dynamite!!出場とK-1MAX優勝」と平然と言ってのけるこの男には、知られざる過去があったーー。
菅原勇介のダイナミックなミット打ち動画も見逃すな!
菅原勇介(すがわら・ゆうすけ)
1982年9月21日、東京都出身
身長174cm、体重65kg
新人時代からハードパンチャー&キッカーとして期待され、
2005年MAキックボクシング連盟ライト級新人王を獲得
2007年4月29日、R.I.S.E.に参戦して末広智明を破り注目を浴びる
同年に名門・山木ジムからTARGETに移籍
2009年2月1日、J-NETWORKスーパーライト級王座を獲得
戦績:13勝(5KO)7敗1分
TARGET所属 |
■ツグト“忍”アマラには勝たせてもらいます
ーー2月1日のJ-NETWORK『GET REAL in J-WORLD 1ST』にて、J-NETWORKスーパーライト級王座決定戦を大鬼(湘南格闘クラブ)と争い、見事2RKO勝ちでチャンピオンになりました。ベルトを巻いた感想を。
「やっぱり嬉しいです。ずっとスランプが続いていて、山木ジムからTARGETに移籍してからも負けてばかりで……去年の7月に60kg級からスーパーライト級に階級を上げた後は4連続KO勝ちが出来たので、正直嬉しいですね。実はタイトルマッチ当日は体調が悪かったので、ベルトを巻いた時は信じられない気持ちでした」
ーーその試合についてはどんな感想を?
「調子が悪かった割には良かったかなと思っていたんですが、後でビデオを見たらワンパターンな感じだったので、まだまだだなって思いました」
ーー連敗していた時の不調の原因は何だったと思いますか?
「減量のせいにはしたくないんですが、原因は何かと聞かれたらやっぱり減量苦だったと思います」
ーーそんなに厳しい減量だったんですか?
「9kgくらいなんですが、毎回3日間くらい絶食していました。本当にキツかった……。いまTARGETでインストラクターの仕事をやっているんですが、減量中は本当に覇気がなくて。計量が終わったあと食べてもそんなに戻らないんですよ。回復しなくて回復力がないのかなって思ったくらい。
当日計量だとなおさら酷くて、集中力が全くありませんでした。膝がカクカクするくらいになっていたので、やむを得ず階級を上げることにしたんです。本当は結果を出してから階級を上げようと思っていたので、それまでは上げたくなかったんですけれどね」
ーー次の相手はスーパーライト級の大物と言ってもいいツグト“忍”アマラ選手です。
「キックを始めた時くらいから知っている選手です。やっぱり凄い人じゃないですか。雑誌とかにもバンバン出ているし、“ついに来たか!”という感じです」
ーーどんな印象を持っていますか?
「気持ちが強いです。KO負けしたことがないですよね?(※大月晴明にカットされての流血でTKO負けしたことはある)ダウンを取られたことはありますが、倒れないイメージが強いです」
ーー70kg級で連敗したこともあって落ちてきていると言われることもありますが、その相手がアンディ・サワーやブアカーオ、小比類巻選手といった強豪ばかりですからね。
「でも、ここは勝たせてもらいます」
ーー負けたとはいえ70kg級でアンディ・サワーとは延長戦までもつれ込み、ブアカーオとも判定まで持ち込んでいます。その他のK-1MAXや70kgでやって負けた試合は全て判定。モンゴル人ということもあってパワー負けはしないほどのパワーを持っています。
「自分もパワーでは負けないです。結局、向こうは70kgで通用しなかったから階級を下げたわけですからね。だからパワーは警戒していません」
ーー菅原選手もパワーには自信がある?
「スピードとパワーにはかなり自信あります」
菅原勇介インタビュー内容
■ツグト“忍”アマラには勝たせてもらいます
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■アウトローな過去を告白!実は高校生で……
■K-1でチャンピオンになるため、魔裟斗と闘うため
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