5月10日(日)東京・JCBホールで開催されるサステイン『修斗伝承 ROAD
TO 20th ANNIVERSARY FINAL』で佐藤ルミナと世界ライト級タイトルマッチで対戦するリオン。修斗伝承FINALでルミナと戦うということで大きな注目を集めるリオンだが、話を聞いてみると至って自然体。「とにかく試合が楽しみなんですよ」と笑って話すリオンの修斗伝承の形とは?
リオン武(りおん・たけし) 1980年3月18日、神奈川県出身 身長173cm、体重65kg 2003年5月30日、碓氷早矢手戦でプロ修斗デビュー 2004年11月12日、ライト級新人王決定トーナメント決勝で再び碓氷に勝利し優勝 2006年5月12日、アントニオ・カルバーリョを下し、第5代修斗世界ライト級王者となる 2007年5月18日、田村彰敏に判定で敗れ、初防衛に失敗 同年11月8日、戸井田カツヤに判定勝利し、第3代修斗環太平洋ライト級王者となる 2008年11月29日、門脇英基を下して、世界王者返り咲き。第8代修斗世界ライト級王者となる 通算戦績:15勝3敗 シューティングジム横浜所属 |
■中蔵さんの行動や言動を見ていると共感する部分が多い ーー今日は中蔵選手とスパーリングしていただきましたが、普段からよく練習はされているんですか? 「横浜と大阪なんで、そこまで頻繁にではないですけど、中蔵さんが東京に来た時だったり、大阪で合宿がある時には参加させてもらっています。ちなみその合宿は地獄の合宿なんですよ!」 ーーどのくらい地獄なんですか? 「簡単に言うとむちゃくちゃ地獄です(笑)。その時々によるんですが、基本的にはジムに泊り込みで4泊5日くらいはやりますね。朝は淀川でロードワークをやって、午後は5時間くらい練習して、その後はちゃんこを食べて寝る、みたいな。完全にジムの中で生活するんで、合宿期間中は俗世間からは隔離されてしまいます(笑)」 ーーそれは壮絶な合宿ですね。 「僕もいつも合宿に行く前は憂鬱になります。そうやってやりたくないなと思うんですけど、実際に合宿が終わるといい練習だったなと思えるし、楽しいんですよね。それに大阪だと普段は練習できない選手ともたくさんスパーリング出来るじゃないですか。そういうのも好きなんです」 ーーリオン選手は色んな選手と練習するのは好きなタイプですか? 「はい。練習で多くの選手と肌を合わせるのは好きです。出不精なんで出稽古には行かないですけど(笑)」 ーー中蔵選手とは練習してみてどんなことが勉強になりますか? 「昔から練習していますけど、打撃の技術が年々レベルアップしているんだなと感じます。体格差はありますけど、打撃も組み技もトータル的にレベルが高くて、特に中蔵さんの打撃のディフェンスは参考になりますね。自分がパンチを打ったら、必ずその場から動くとか手を添えるとか。練習が終わって中蔵さんに色々と教わることもあります」 ーー今回は同じ大会に出場して、しかも対戦相手がビッグネームということで状況も似てるんじゃないですか? 「そうですね。もうお互いそこまで喋らなくても、何を考えているか分かる感じなんですよね。僕も中蔵さんもずっと修斗で頑張ってきた選手で気持ちはすごくよく分かります」 ーーリオン選手にとって中蔵選手はいい兄貴分であり、同志と言える存在ですか? 「はい。中蔵さんの行動や言動を見ていると共感する部分は多いですね」 ーーでは3月の後楽園大会で中蔵選手と五味選手が一触即発になった時も興奮しました? 「あれは一ファンとして面白かったです(笑)。まさかあんなことになるとは思わなかったし、お客さんにとってもたまにはああいうパフォーマンスがあった方が盛り上がるんじゃないですかね」
リオン武インタビュー内容 ■中蔵さんの行動や言動を見ていると共感する部分は多い ■ルミナさんと戦うとしたらこのタイミングしかないと思っていた(前半)
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■ルミナさんと戦うとしたらこのタイミングしかないと思っていた(後半) ■修斗を始める前、僕の中では修斗=ルミナさんでした ■また進化した自分のスタイルをルミナ戦で見せたい |
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