5月10日(日)東京・JCBホールで開催されるサステイン『修斗伝承 ROAD
TO 20th ANNIVERSARY FINAL』にて、第5代修斗ウェルター級王者・五味隆典を迎え撃つ現・世界ウェルター級王者の中蔵。“THE WAR”と銘打たれた大注目の一戦に、中蔵は「格闘技を始めて15年になりますけど、こんなに入れ込んでいるのは初めて」と意気込み、「本当に戦争でしょうね。負けたら死ぬ覚悟でやりますよ」とまで言い切った!
中蔵隆志(なかくら・たかし)
1977年3月23日、大阪府出身 身長171cm、体重70kg 柔道、空手(正道会館)を学び総合格闘技に転向 2001年9月24日、第8回全日本アマチュア修斗ウェルター級3位入賞
2002年9月25日、橋本平馬戦でプロデビュー 2007年2月17日、廣田瑞人と王座決定戦を争い第3代環太平洋ウェルター級王座に就く 同年11月8日、遠藤雄介の挑戦を退けて初防衛に成功
2008年5月3日、天突頑丈と王座決定戦を争い第9代修斗ウェルター級王座に就く 戦績:11勝2敗1分 シューティングジム大阪所属 |
■あそこで着火しなかったら格闘技をやっている意味がない ーーGBRでリオン武選手とネット公開スパーリングをやっていただきましたが、東京に来られた時はよく一緒に練習されているそうですね。 「はい。大阪で夏合宿があった時にも一緒に練習していました。東京の選手では一番一緒に練習しているんじゃないですか」 ーーどういったきっかけで? 「大阪と横浜が兄弟ジムというのがあって、シューティングジム大阪の夏合宿にリオン選手が来られていたのがきっかけですね。そこで知り合いになり“今度は俺が東京へ行った時にまた練習しよう”ということになって、シューティングジム横浜に2回くらい行きました。シューティングジム東京がまだない時は、GUTSMAN修斗道場のプロ練に一緒に参加したりしていましたね」 ーー肌を合わせた印象は? 「グー(パンチ)が痛いです(笑)。ちょっと当たっただけでも芯に来ますからね。自分の一番ええとこを知っています。右ストレートとパウンドで。頭のいい選手だと思いますよ」 ーーでは、VS五味隆典の練習相手としては最適ですか? 「どうでしょうね……秘密です(笑)。パンチの強い選手ということでダブらすところはありますね」 ーー五味戦がリング上で発表された3月20日を振り返っていただきたいのですが、映像はご覧になりました? 「見ました、見ました。恥ずかしいですね、あれは。そんなのは飲み屋だけにしとけって感じです(笑)。“こんなことをリング上でやったらあかんやろ。飲み屋だけにしときや”とジム生には言ってあります。でもまあ、盛り上がったみたいですね。大阪人にとって、ああいうのは挨拶みたいなものです。“こんにちは”と言われたので“あ、どうも”と言ったようなもんですよ」 ーー五味選手に「お前のことはよく知らないけれど、俺が勝つ!」と言われ、、「あんた、今それ言える立場ちゃうやろ!」と言い返したじゃないですか。あれは本音ですか? 「本音でしょう。“お前、コラっ”と言われたら“なんや、コラっ”と言うしかない。あのまま黙ってはいられないですよ。あれでもだいぶ抑えた方なんです。もし抑えずにガーッと言ってしまったら、サムライで放映できなくなってしまいます(笑)」 ーーどの辺でカーッと来たんですか? 「ツカツカと寄って来られてメンチ切られたら、そりゃあ男の子ですから“おい、コイツ何やってんのや”ってなるでしょう。それは相手がどうのこうのではなく。あそこで着火しなかったら格闘技をやっている意味がないですよ。あの場面で笑っていたら、普通の兄ちゃんです」 ーーアツくなりすぎて、ベルトを投げてしまいましたね。 「そうなんですよ……坂本さんに怒られました(苦笑)。僕も着火してしまって、もう何が何だか分からなくなってしまい“なんや、邪魔やな!”と投げてしまいました。落ち着いてからベルトにも“すいませんでした。放っちゃってごめんなさい”と謝りましたね」
中蔵隆志インタビュー内容 ■あそこで着火しなかったら格闘技をやっている意味がない
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■五味は機関車を前から止めて押し返すみたいな感じ ■五味は今の章のラスボス。勝って新章に行く
■空手は総合に向いていると思いますよ | |
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