5月10日(日)東京・JCBホールで開催されるサステイン『修斗伝承 ROAD
TO 20th ANNIVERSARY FINAL』でリオン武と世界ライト級タイトルマッチで対戦する佐藤ルミナ。現在、修斗では3連敗中のルミナだが、2月のシュートボクシングでの勝利は自身にとって大きなプラスになったという。最後の世界挑戦といわれる今回の大一番を前に、ルミナが語ったこととは!?
PROFILE
佐藤ルミナ(さとう・るみな)
1973年12月29日、神奈川県小田原市出身
身長167cm、体重70kg
1994年11月7日、マイケル・マコラフ戦でプロ修斗デビュー
1999年5月29日、修斗10周年記念大会で宇野薫と修斗世界ウェルター級王座決定戦で対戦するも、3Rにチョークスリーパーで敗れる
2000年12月17日、宇野薫と同じくタイトルマッチで再戦するもKO負け
2001年12月16日、修斗世界ウェルター級王座決定戦で五味隆典と対戦したが、惜しくも判定負け
2005年3月11日、環太平洋ライト級王者決定トーナメント 決勝で石川真に勝利し王者に
2009年2月11日、シュートボクシングに初参戦、勝利を収める。
通算戦績:39勝24勝13敗2分
roots所属 |
■リオンの弱点を発見。逆にそれがプレッシャーに!?
――試合が迫ってきましたが、現在の調整具合はどうでしょう? 今までとは違った練習メニューを取り入れたりはしてますか?
「調整の方はまあまあ順調ですね。変わった練習はしてないですけど、グラウンドになったときにパウンドが飛んでくることを注意して、練習でも特に意識していますね」
――やはり対戦相手のリオン武選手のパウンドを警戒していると。
「そうですね。以前闘ったヨアキム(・ハンセン)のパウンドもうまかったけど、リオンは一番うまいんじゃないんですか? 日本だけじゃなく世界でもトップのパウンドの使い手だと思います」
――かなり高く評価されているんですね。リオン戦が決まったときの心境はどうだったでしょう。
「正直、タイトルマッチということに関しては他のランカーに対して悪い感じがしましたね。自分は当時ランキング10位で今は9位ですから。一番下のランカーがいきなりチャンピオンに挑戦できてしまうのは、正直周りに悪い気がします」
――ルミナ選手とリオン選手は練習仲間ということですけど、その面でもやりたくなかったという思いもあったりしますか?
「それもありますね。あんまりやりたくないです。プライベートではそこまで仲良くないですけど、共通の友人がいるのでよく会っていますよね」
――いつか対戦するんじゃないかという予感はありました?
「そのうちオレのランキングが上がっていけば、リオンと当たるんだろうなと覚悟はしてました。でもタイミング的に今じゃないかなというのは正直ありましたよ。これで僕が2位や3位というランキングだったら現実味もあったんですけどね。
そしてワンステップやツーステップ置いてからタイトルマッチに行くつもりでした。まぁ、これも運命かなとは思いますよ。修斗10周年のときも宇野(薫)君とタイトルマッチをやったし、今回もそうなんで運命めいたものを感じますよね」
――リオン選手は「ルミナ選手からかなり影響を受けた部分がある」と言われてました。
「宇野くんも五味くんも今回もそうなんですけど、常に後輩とやんなきゃいけなくなったのかなと思いますよ。またか、という感じですよね。しょうがないとは思いますけど」
――リオン武という選手個人に対してはどういう印象を持っていますか?
「全部できる選手ですよ。リオンは所属しているシューティングジム横浜独特の打撃と腰の強さを持っています。"Mr.シューティングジム横浜"という感じの選手だと思いますね。かといって関節技が弱いのかといえば、そうでもない。他の部分が秀でていると思います」
――よく知っている仲だけに、弱点を見つけていたりとか。
「そうですね。それは……
佐藤ルミナインタビュー内容
■リオンの弱点を発見。逆にそれがプレッシャーに!?
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■「シュートボクシングのリングには再度上がりたい」狙っている技とは!?
■競技生活の長いルミナが一番気をつけていること
■引退表明の魔裟斗との対戦に名乗り!? それには条件が…… |
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