6月7日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE
2009 CHANGING TOUR』のメインイベントで坂口征夫と対戦する北岡悟。今回の試合は戦極ライト級王者になって初めての試合であり、約1年半ぶりのパンクラスでの試合だ。北岡はこの凱旋試合を前にどんな思いを持ってパンクラスのリングに上がるのか?
北岡悟(きたおか・さとる) 1980年2月4日生、奈良県・奈良市出身 身長168cm 体重
76kg 高校時代は柔道部に所属。卒業後はブラジリアン柔術を学ぶ。 2000年4月パンクラスに入門し、同年10月プロデビュー。 2002年7月、ネオブラッドトーナメントで準優勝。 2006年1月、ウェルター級キング・オブ・パンクラス王座決定戦で井上克也と対戦もドロー。 2008年1月、ウェルター級キング・オブ・パンクラス王座決定戦で再び、井上克也と対戦するが判定で敗れる。 2008年5月、「戦極〜第二陣〜」に参戦。イアン・シャファーに一本勝ち。 同年8月からスタートした戦極ライト級GPではクレイ・フレンチ、光岡映二、横田一則を下して優勝を果たす。 2009年1月、戦極ライト級チャンピオンシップで五味隆典をアキレス腱固めで秒殺し、初代同チャンピオンとなる。 戦績:41戦24勝8敗9分 パンクラスism所属 |
■キャリア40戦以上を誇る北岡の調整方法とは? ーー突然なんですが、いつも北岡選手のブログを見させてもらっているんですけど、北岡選手はすごくマメな性格ですよね。 「そうですね。でも昔からじゃなくて、格闘技を始めてからマメになったんだと思います。女の子にもマメすぎて、たまに嫌われることがあるくらいです(笑)」 ーーそういう性格は試合に向けての調整においてプラスに作用していると思いますか? 「はい。ある意味、神経質ですけど、自分の体の変化にも敏感だし、そういうものは大事にしてるんですよ」 ーーというのも北岡選手は練習内容から食べたものまで、ブログで紹介しているじゃないですか。それを見てすごく細かく調整しているんだなと感じたからなんです。例えば北岡選手は練習ノートは作ったりしていますか? 「そこまではやってないですね。青木なんかは書いているみたいですけど、僕は優等生ではないので(笑)。それこそブログが練習日記の代わりになっているかもしれません」 ーー試合が決まると、試合までのスケジュールもしっかり管理する方ですか? 「試合までの時間を逆算して、今週は追い込もうとか、1週間の練習内容をある程度は考えてますね。ただ自分の体の反応は大事にしていて、体がキツいなと思うときには無理にスパーリングをやったり、長い時間練習することはありません」 ーー練習を休むことは勇気がいることだと思うんですが、それが出来るようになったのも最近になってからですか? 「僕の場合は若い時からそれが出来ていた気がしますね。だから大きな怪我もなく、今までずっと続けてこれた部分がある。自分の中で分かるんですよ、練習をサボった休みなのか、ちゃんと体のことを考えた休みなのかどうか。仮にちょっと気持ちが折れて練習をサボっちゃった時には、翌日の練習をハードなものにしたり、そうやって調整していますね」
北岡悟インタビュー内容
■キャリア40戦以上を誇る北岡の調整方法とは? ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■「リングに上がる前に言い訳する状況を作っちゃいけない」 ■北岡がロングスパッツ論争に物申す! ■動物のように“やらなきゃやられる”と思って闘っている |
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