6月21日(日)東京・後楽園ホールで開催される全日本キックボクシング連盟GM・小林聡プロデュース『野良犬電撃作戦2009』のメインイベントで、自らが保持するベルトを賭けて挑戦者・前田尚紀と対戦する全日本スーパーフェザー級王者の石川。ライバルである前田との決着戦、そして約5カ月ぶりとなるキックルールでの試合など、石川にとっては多くのテーマがある試合を前に、石川は「この試合には格闘技の神様が降りてくる」と宣言した。
石川直生(いしかわ・なおき) 1979年4月18日、東京都出身 身長176cm 1999年1月19日、高間秀明戦でプロデビュー。 2005年6月18日、IKUSA-GP開幕戦でTURBOにKO勝利。しかし9月の決勝大会では山本真弘に敗れ、準優勝に終わる。 2006年1月4日、全日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント決勝で前田尚紀にTKO勝利し、同王座を獲得。 同年10月25日、Kick
Return Kickboxer of the best 60 Tournament準決勝で山本真弘に判定で敗れる。 2008年1月4日、NAOKICK試練の七番勝負がスタート。第三戦では山本元気にTKO勝利、第六戦ではタイ・ルンピニースタジアムでもKO勝利を飾る。 2009年1月4日、七番勝負
最終戦で現役ラジャダムナン・スタジアムのランカーだった(当時)スアフワンレックにKO勝利し、七番勝負を5勝2敗で終える。 同年3月14日、「Krush.2」で大月晴明にKO負け。 5月17日、「Krush.3」では延長判定で上松大輔を下す。 戦績:44戦28勝(14KO)13敗3分 全日本スーパーフェザー級王者 青春塾所属 |
■3年半ぶりの再戦「俺もあの続きを見たいです」 ーー石川選手と前田選手は今回で3度目の対戦となります。前回の試合は2006年1月4日でしたが、またいつか戦うんじゃないかなという予感はありましたか? 「ありましたね。元気、真弘、前田は誰かが引退しない限りはそれぞれあと2回くらいは戦うんだろうなと思ってましたから。俺はそれが今回の大会で来た、という感じに思ってますね。そのタイミングも本当に色々なことが重なって、今回の大会になったんだなという気持ちもあります」 ーー実際に前田選手のオファーがあったのはいつ頃だったんですか? 「実は5月のKrushは欠場して、6月の小林さんの大会で前田とタイトルマッチという話もあったんです。でも自分の中で5月の試合はどうしてもやりたくて、その試合にも勝って前田とやるつもりでした。結果的にそうなったんですけど。 もし前田と戦うことだけにこだわっていたら、5月のKrushは出なくて良かったのかもしれないけど、俺は3月のKrushでみっともない姿を見せてしまったじゃないですか。大月晴明戦では偉そうなことを言っておきながら、K-1ルールでキックボクサーとしての試合が出来なくて。俺としてはまず、一刻も早くその落とし前をつけたかったんですよ。だから前田戦よりもまずはKrushで試合をして勝ちたいという気持ちがありましたね」 ーー前田選手との対戦が決まって、過去の試合を思い出したりはしましたか? 「それはあります。3年半も経てば俺も前田も別人になっているとは思うけど、基本的なベースは変わらないですよ。戦い方のリズムや性格はそうそう変わらない」
石川直生インタビュー内容
■3年半ぶりの再戦「俺もあの続きを見たいです」(前半) ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■3年半ぶりの再戦「俺もあの続きを見たいです」(後半) ■「前田尚紀はプロとして初めて追いかけたいと思った選手」 ■「今度の大会はキックボクシングとKrushの戦いでもある」 |
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