7月26日(日)東京・後楽園ホールで行われるニュージャパンキックボクシング連盟主催「ROAD
TO REAL KING 9 WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント準決勝」フェザー級でアトム山田(武勇会)と対戦する米田。今年1月には全日本キックの前田尚紀と壮絶な死闘を繰り広げるものの僅差の判定負け。再起をかけて挑むトーナメントを前に米田は新スタイルの確立を語った。
PROFILE 米田貴志(よねだ・たかし) 1981年12月6日生、東京都出身 身長176cm、フェザー級 2001年4月、河野義和戦でプロデビュー。デビューから5連勝を飾る 2002年9月、初の5回戦で藤原国崇(現・国崇)に5RKO負け 2004年10月、アーロン・リーに判定勝利し、WMCインターコンチネンタルSフライ級王者に 2005年1月、NJKFバンタム級タイトルマッチで藤原国崇と再戦、判定で敗れる 2006年3月、現役ムエタイ2冠王タップナー(当時)と対戦。1Rに2度のダウンを奪われるものの、4Rにローキックで大逆転KO勝利を収める 同年7月からスタートした真王杯55kgトーナメントでは牧裕三、寺戸伸近、藤原あらしを下して優勝 2007年3月、これまで2度敗れている国崇から勝利を収め、NJKFバンタム級王者となる しかし同年5月と9月のワンロップ・ウィラサクレック戦では連敗 2008年7月、元ルンピニー王者サンティパープに2RKO負け 2009年1月、全日本キックの前田尚紀に判定負け WMCインターコンチネンタルSフライ級王者 真王杯55kgトーナメント優勝 OGUNI
GYM所属 | ■前田尚紀戦は悔しすぎて、すぐに練習を再開した ーー今回のトーナメントのオファーがあったのはいつ頃だったんですか? 「4月末から5月の頭くらいだったと思います。前回の前田尚紀戦の結果も踏まえて、この階級で仕切り直しをしたいじゃないですけど、そういう気持ちがあったので、トーナメントに出ようと決めました」 ーーやはり前田戦の敗北は米田選手の中でも大きなものでしたか? 「そうですね。勝てば次につながる試合だと思っていたんですが、それが駄目になってしまいましたからね。早く仕切り直したいという気持ちでした」 ーー精神的に落ち込んだ時期はありましたか?
「落ち込むというか悔しかったですね。反省することもありましたけど…それ以上に悔しすぎました(苦笑)」 ーーそれは全日本キックとの対抗戦という部分も大きいですか?
「全日本キックのあの階級は層が厚いし、前田選手よりも上のレベルの選手もいるわけじゃないですか。そこで自分が負けてしまったわけですから、その結果に対して悔しさを感じましたね」 ーー気持ちを切り替えるのには時間がかかりました?
「逆にすぐに練習を始めました。悩んだり考えてもただ時間が過ぎていくだけじゃないですか。それだったら練習した方がいいんで」 ーーそう考えるとこのトーナメントは絶好のタイミングなんじゃないですか?
「そうですね。いい時期に試合ができるなと感じています」
米田貴志インタビュー内容
■前田尚紀戦は悔しすぎて、すぐに練習を再開した ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■最低限ベルトを取るのは当たり前、そこで何を見せられるか ■もっと相手を圧倒する試合運びが出来ると思っている |
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