9月21日(月・祝)東京・新宿FACEで開催されるZST事務局「ZST.21」で吉田智彦と対戦する第2代ZSTウェルター級王者の渋谷。今年で33歳・プロデビュー14年目となる大ベテランだが、ZSTマットでは若手選手たちと高い壁となっている。今回もSWAT!ウェルター級のエース吉田にその強さを見せ付けるか?
PROFILE 渋谷修身(しぶや・おさみ) 1976年1月7日、神奈川県出身 身長185cm、体重88kg 1993年、パンクラスの第1回入門テストに合格し、パンクラスに入団 1995年3月、スコット・ビーザック戦でプロデビュー、翌年のネオブラッドトーナメントでは3位。 1997年3月、当時チャンピオンだったバス・ルッテンと引き分け。船木誠勝、セーム・シュルトらとも対戦する。 2005年6月、パンクラスを退団し、フリーに転向。MARS、CAGE
FORCE、HEATなどで試合を続ける。 2008年8月、ZSTに初参戦。RXルールで長井憲治にアームロックで一本勝ち。 2008年11月、内村洋次郎に肩固めで一本勝ち。 2008年1月、第2代ZSTウェルター級王座決定戦で奥出雅之に一本勝ちし、同王者となる。 通算戦績:38勝32敗15分け 所属フリー |
■総合格闘技に限らずキックの試合も見ます ーー対戦相手の吉田選手についてはどんな印象を持っていますか? 「実はまだ試合を一度も見たことがなくて、どんな選手なのかは分かりません。ただ自分がタイトルマッチを取った試合で対戦をアピールをしていたということは聞いていました。とりあえず戦績だけはチェックしたんですが、それを見る限りオールラウンダーで何でも出来るタイプだなと感じました」 ーー次の試合に向けてどんな部分を強化して練習しようと考えていますか? 「このルールはKO・一本を取らないと勝てないルールなので、ちゃんと試合を終わらせられるような技術を身に付けたいと思っています」 ーー渋谷選手は今年でプロ生活14年目の大ベテランです。渋谷選手に技術を指導できる人も少ないと思います。その中で渋谷選手はどうやって新しい技術を見につけているのですか? 「自分以外の試合をたくさん見ますね。総合格闘技に限らずキックボクシングの試合も見ますし、色々な団体・競技の試合を見ます。それ以外にも格闘技雑誌や技術書を読みますし、体作りと同じで自分で色々な情報を集めて試しながら、その中で自分に必要なものを身に付けるように心がけています」
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