デビューから12戦無敗という戦績でKrushライト級GPに抜擢された青津。7月24日(金)東京・後楽園ホールで行われた『Krushライト級グランプリ2009開幕戦Round.1』では山本真弘に初黒星を喫したものの、Round.2のリザーブマッチでは勝利を収めており、これからの飛躍が期待されるキックボクサーの1人だ。“無敗のプリンス”や“イケメンキックボクサー”と称される青津の素顔に迫る!
PROFILE 青津潤平(あおつ・じゅんぺい) 1984年4月23日、東京都出身 身長172cm、試合体重60kg 2007年6月10日、J-NETWORKでプロデビュー 2008年7月21日、ファイヤー原田にTKO勝利 2009年5月6日、無敗のままJ-NETWORKライト級王座に挑戦、黒田アキヒロと引き分ける デビューから12戦無敗、11勝1分という戦績でKrushライト級GP開幕戦に抜擢 2009年7月24日、Krushライト級グランプリ2009〜開幕戦Round.1〜で山本真弘に初敗北 同年8月14日、Krushライト級グランプリ2009〜開幕戦Round.2〜リザーブマッチで宮下トモヤに判定勝利 通算戦績:14戦12勝1敗1分 NPO
JEFA所属 | ■山本真弘戦で感じたのはキャリアの差 ーー8月14日の「Krushライト級グランプリ2009〜開幕戦Round.2〜」リザーブマッチでは判定勝利を収めました。 「開幕戦Round.1では山本真弘選手に負けてしまったんですが、あの試合はKrush初参戦であり、僕のキャリアの中でも初の敗戦だったんですよ。誰が相手であり、そこには悔しい想いもありましたし、早く結果を出さなきゃという焦りもあったので、とりあえず今はホッとしています」 ーー山本戦の後はすぐに試合をしたいという気持ちだったんですか? 「そうですね。山本選手と僕の間で何に差があったかというとキャリアだと思ったんですよ。技術や気持ちの面では差を感じなかったんですけど、戦い方やキャリアの部分で差を感じました。
そこを埋めるためには自分もどんどん試合をしていかなきゃいけないなと思いましたね。怪我がなければ毎月でも試合をしたいくらいに思っていますし、今回もちょうどリザーブマッチの話を頂いたんで、すぐにOKしました」 ーー前回の試合では山本戦で感じた反省点は活かすことが出来ましたか? 「あまり試合間隔がなかったので、技術的・体力的な変化はなかったと思うのですが、前に出続けるという気持ちの部分は見せられたかなと思います」 ーーちょうど青津選手のコーナー側で取材していたのですが、セコンドからも「行け!」という指示が出ていましたよね。 「いつもは少し安全に戦ってしまうところがあるんで、そこを直せということだと思います」 ーー今年に入ってからはJ-NETWORKでタイトルマッチを戦い、日本トップと言われる山本選手とも対戦しました。そういった経験を踏まえて変化はありましたか? 「どちらも勝ってないですからね(苦笑)。もっともっと頑張らなきゃいけないなという気持ちが強くなりました。あとは確実に相手を倒す技術ですよね」 ーー青津選手の中では相手を倒しきるというところが今の課題ですか? 「そうですね。例えば相手を倒しに行って失敗して、自分がスタミナ切れして負けるというのは僕の中ではきついなと思っているんですね。だから今まではどこかでスタミナを残しつつ、安全に戦って勝ちにいっていたかもしれません。でもそれはプロとして駄目な部分でもあるし、しっかりと相手を倒す技術を見につけて、それを試合で出さなきゃなと思ってますね」
青津潤平インタビュー内容
■山本真弘戦で感じたのはキャリアの差 ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■小学校時代は空手、アイスホッケー、野球、サッカーを掛け持ち ■Krushライト級GPに選ばれたことが自信になった |
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