9月21日(月・祝)東京・新宿FACEで開催されるZST事務局「ZST.21」で伊藤健一との対戦が決まった岡澤。SWAT!で確実にキャリアを積んだ岡澤は今年に入ってDEEPに参戦。ドン・キホーテpresents戦極G!杯に出場するなど、活躍の幅を広げている。ZST本戦のレギュラーである伊藤を下して更なる飛躍となるか?
PROFILE
岡澤弘太(おかざわ・こうた) 1986年11年29日、千葉県出身 身長173cm、体重73kg 学生時代に柔道を経験し、柔術・総合格闘技を始める SWAT!を中心に活躍し、グラップリングの大会にも出場 2009年2月20日、チームZSTとしてDEEPに出場、伊藤有起に判定勝利 AXIS一宮所属 |
■伊藤選手に勝って立場を逆転させたい ーー岡澤選手はドン・キホーテpresents戦極G!杯に出場されましたが、あの時の試合の感想はいかがでした?(※臼田育男と対戦し、TKO負け) 「自分は寝技が主体の選手だと思っているんですけど、あの時は打撃にこだわって試合をしてみたんです。まだまだ練習不足な部分がありましたね」 ーー対戦相手の臼田選手がレスリングベースなので打撃で行こうと考えていたんですか? 「それもありますし、僕も選手として進化したいと思っているので、最近は打撃にも力を入れて練習するようにしています」 ーー打撃を強化するためにどんなことをしているんですか? 「ワイズスポーツジムというキックボクシングジムに通わせてもらっています。今までは本格的に打撃専門のジムで練習することはなかったのですごく勉強になります。寝技とは違う深い部分がたくさんあるし、いずれは自分が寝技をやっているような感覚で技術を吸収できたらないいなと思います」 ーー9月は6日の「SWAT!」グラップリングルールで太田裕之選手と、21日の「ZST.21」ZSTルールで伊藤健一選手との対戦が決まっていて連戦になりました。 「個人的には連戦は平気です。試合が続いている方が集中して練習も出来るので、21日の伊藤戦にはいい状態に持っていけると思います」 ーー太田選手とは一度グラップリングルールで対戦し、岡澤選手が勝利しています。太田選手にはどんな印象を持っていますか? 「テクニックがあって予想以上にやりづらいなと思いましたね。あの時はトーナメントの決勝で僕が判定で勝ちましたけど、今回はきっちりと一本を取るつもりです。あの試合から1年も経っているし、僕の寝技のスキルも伸びているので、それを試合で出したいですね」 ーーそしてZSTで対戦する伊藤選手ですが、岡澤選手は弟の伊藤有起選手と対戦しているんですよね。 「はい。弟さんには勝たせてもらいました(笑)。伊藤選手は僕よりも先に本戦に出ている選手で、僕からすれば目上の選手ではあるんですがKOか一本で勝ちたいと思いますね。このチャンスで立場を逆転させたいですし、伊藤選手に勝ってもっと強い選手と戦いたいと思います」
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