9月21日(月・祝)東京・新宿FACEで開催されるZST事務局「ZST.21」で裕希斗との対戦が決まった杉田。空手家としてZSTのリングに上がり続ける杉田だが、そこには「目潰しや金的もあってこその空手」と杉田なりの空手への深いこだわりがある。
PROFILE
杉田一朗(すぎた・いちろう) 1981年2月10日、東京都出身 身長167cm、試合体重65kg 15歳から空手と剣道を始め、心温塾に入門 2006年4月23日、SWAT!でZSTデビュー ジェネシスリーグやトーナメントでキャリアを重ねる 2007年10月27日、シュートボクシングに参戦 2008年以降はジェネシスバウトやグラップリングでの試合を含めて9戦5勝4分と無敗 心温塾
所属 | ■スタンドに特化したスタイルで初心に帰りました ーー先日のSWAT!では見事なKO勝利でした。試合を振り返ってみていかがですか? 「試合前の作戦通りに戦えたなと思います。今まではスタンドとグラウンドが中途半端になっていた部分があったんですよ。スタンドだったらKO出来たらいいや、テイクダウンされても寝技で極めたらいいや、というように。当時は気づかなかったんですけど、過去の試合を振り返るとそういう甘さが出てしまった試合も多かったので、今回は完全にスタンドの打撃でKOするというテーマを持って練習をしてきました。それを試合で出せて良かったなと思います」 ーースタンドに特化したスタイルはやりやすいですか? 「そうですね。もともと僕はミルコ・クロコップが好きだったので、初心に帰るではないですけど、自分はこのスタイルでやるのがいいんだなという気持ちになりました」 ーー次の大会では裕希斗選手との対戦が決まりましたが、試合が決まった時はどんな心境でしたか? 「もううれしいの一言ですね。僕にとっては初めての本戦で、タイトルマッチを経験している格上の裕希斗選手と戦わせてもらえるわけですから、本当に光栄でチャンスだと思っています。オファーがあった時には思わずニコニコしちゃって、即答でOKしました」 ーー裕希斗選手は戦いたい相手の1人だったんですか? 「試合を組んでもらえるんだったら戦いたいなぁくらいにしか考えてなかったですね。心の隅でそう思ってました(笑)」 ーー裕希斗選手に対してはどんな印象を持っていますか? 「パンクラスでの経験もあってキャリアもあ豊富ですし、U-FILE
CAMPという名門の所属選手なので、今まで僕が戦ってきた中でも一番強い選手だと思っています。技術的に見てもストライカーなのでいい試合が出来たらいいなと思います」 ーー打撃でも真っ向勝負するつもりですか? 「はい、そう思っています」
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