9月23日(水・祝)東京・後楽園ホールで開催されるニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)『ROAD
TO REAL KING 11』にて、K-1 WORLD MAXで活躍するTATSUJI(アイアンアックス)とのスペシャルマッチが決定した“褐色の王子”健太。K-1ファイター喰いへの意気込みとK-1への特別な想い、そして褐色の肌の理由についても聞いてみた。
PROFILE
健太(けんた)
1987年6月26日、群馬県出身
身長174cm
2004年11月、高校2年生でキックボクシングを始め、
2005年1月30日にMA日本キックボクシング連盟でプロデビュー
2008年3月2日、K-1 JAPAN TRYOUTを受験して合格
2008年5月11日、NJKFウェルター級王座決定戦で古川照明を破り王座に就く
同年6月8日、長島☆自演乙☆雄一郎と対戦して判定2-0で敗れる
2009年5月10日、全日本キックのスーパーウェルターチャンピオン・
山内裕太郎と王者対決を行い判定2-0で勝利
戦績:14勝(6KO)5敗3分
ニュージャパンキックボクシング連盟/E.S.G.所属
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■もしかしたら空気を読まずに9分間首相撲というのもありかな
ーーTATSUJI選手との大一番が決定しましたね。オファーを受けた時はどんな気持ちでしたか?
「最初は長島(☆自演乙☆雄一郎)選手という噂を聞いていて、それが流れたのでずっと試合をしていなかった(5月10日、山内裕太郎に判定勝ちして以来)んですが、TATSUJI選手との試合が決まってビックリしました。連盟の人にありがとうございますというのと、受けてくれたTATSUJI選手にも感謝しています」
ーーどんな印象を持っていますか?
「本当にパンチでガンガン来る選手って感じですね」
ーーこの一戦に勝てばK-1にもアピール出来ますね。
「そうですね。そう考えています」
ーー以前からTATSUJI選手の試合はご覧になっていましたか?
「はい、K-1で毎回見ています」
ーーその選手と闘うことになるとは思っていなかったですか?
「そうですね。最初に見たのは僕が高校生の時で、キックを始めて1年くらいの頃ですから。普通に友だちと“昨日のMAX見た? TATSUJI選手あれはいいね”なんて話していたくらいですから。
昔ならミーハーな感じでTATSUJI VS 健太という字面を見ただけでもビックリしたでしょうけれど、今はもちろん普通に勝たなければいけないと思っています」
ーーTATSUJI選手がK-1に出始めた頃にキックを始めたんですか?
「TATSUJI選手がK-1に初めて出たのは2006年の日本トーナメントだったと思いますが、僕がキックを始めて1年くらいの時だったはずです」
ーー同じパンチ系ということで試合は噛み合いそうじゃないですか?
「でも、ルールは完全なK-1ルールではなく、ヒジは禁止でもヒザ蹴りはあるようなので、もしかしたら空気を読まずに9分間首相撲というのもありかなって。ブーイングの中、勝つっていうヒール誕生の瞬間があるかもしれないですね(笑)」
ーーええっ、そうなんですか!?
「それは試合当日のお楽しみということで(笑)」
ーー健太選手はけっこう空気を読まないタイプなんですか?
「そうですね」
ーーそうですね!?
「自虐ネタでみんなが喜んでくれればいいんですけれども(笑)。まあ、ヒールキャラっていうのもいいのかなって思いまして。もう首相撲だけで9分間完勝して、ブーイングを浴びながらインタビューで“パンチ、キックを使うまでもねぇ!”って言ってヒールになろうかなと思っています……
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