8月8日(土)東京・ディファ有明で行われたパンクラス「PANCRASE
2009 CHANGING TOUR」で吉武伸洋に判定勝利し、今年のネオブラッドトーナメントバンタム級優勝を果たした佐々木。格闘家を志して今日に至るまで、佐々木は並みの選手では経験しないような紆余曲折の道を歩んできた。
PROFILE
佐々木亮太(ささき・りょうた) 1986年12月15日、静岡県出身 身長169cm、体重64kg 高校在学中にバトラーツの入門テストを受けて合格
卒業後に上京してバトラーツの練習生となる 各種アマチュア大会で結果を残し、パンクラスに参戦 2009年、ネオブラッドトーナメントバンタム級優勝
10月25日、ディファ有明大会で川原誠也と対戦する BAD ASS 13所属 | ■僕が格闘技をやろうと思ったきっかけは井口攝さんです ーーネオブラッドトーナメント優勝おめでとうございます。大会を振り返っていかがですか? 「優勝という結果を出せたことにはホッとしています。ただセコンドの井口(攝)さんにはムチャクチャ怒られました。練習通りのことがほとんど出来ていないってことで(苦笑)」 ーー練習の段階ではどんな試合をやろうとしていたんですか? 「基本的に僕の試合のスタイルは井口さんに決めてもらっているんですよ。井口さんが色々な試合の映像を集めて見てくれて、それを僕のスタイルと融合して理想の戦い方を考えてくれるんです。僕もその理想の戦い方を実践しようと思っているんですが、それが全然できていなかったです」 ーー佐々木選手はかなり井口選手を信頼しているようですね。 「はい。僕が格闘技をやろうと思ったのも井口さんがきっかけなんですよ。井口さんのデモリッションの試合を見て、自分も井口さんのようになりたいと思って上京してバトラーツの入門テストを受けました。
ただ僕が入門した直後に井口さんはバトラーツを辞めてしまったんですけど…今は巡り巡って井口さんにお世話になっています」 ーー井口選手のどこに魅力を感じたんですか? 「井口さんの試合を見た時に総合格闘技なのにプロレスみたいだなと思ったんです。僕はミノワマン選手も好きなんですけど、井口さんは自分と変わらないくらいの体格でそれをやっているじゃないですか。それで井口さん、井口さんが所属していたバトラーツというものに惹かれました」 ーー佐々木選手はもともとプロレスファンなんですか? 「はい。三沢光晴さんの大ファンで、高校時代にはプロレスラーになろうと思っていました」 ーーそれまで佐々木選手は格闘技経験はあったんですか? 「僕がプロレスを好きになったのは中3の時なんですが、それまではスポーツ経験もほとんどなくて引き込もりみたいな感じでした(笑)。一応、テニス部に所属はしていたんですけど、何かにつけて練習をサボるような部員で、ほとんど練習していなかったですね」 ーープロレスを好きになったのは何か理由があったんですか? 「最初はプロレスのゲームから入ったんですよ。ちょうどそのゲームに出ているレスラーがすべて実名だったので、実際に試合をやっているんだったらそれも見てみようと思って、プロレスを見るようになりました。その流れで格闘技にも興味を持って、PRIDEをはじめ色々な総合格闘技の試合を見るようになりましたね。その中にデモリッションがあって、井口さんの試合を見たという感じです」
佐々木亮太インタビュー内容
■僕が格闘技をやろうと思ったきっかけは井口攝さんです ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■高校を辞めてバトラーツに入門しようと思っていました ■川原誠也戦、ランキングや経歴は気にしていません |
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