9月22日(火・祝)東京・後楽園ホールで行われるサステイン主催『REVOLUTIONARY
EXGHENGES 2』にて、環太平洋ウェルター級の初防衛戦を迎えた遠藤。挑戦者の朴光哲は今年1月に対戦し、引き分けに終わっている相手。また遠藤は5月のJCBホール大会では南米王者のヴィリアミー・チケリムに一本負けを喫しており、今回は再起戦とも言える試合だ。王者として遠藤はどんな戦いを見せるか?
PROFILE
遠藤雄介(えんどう・ゆうすけ) 1983年2月3日、静岡県出身 身長173cm、試合体重70kg 格闘技のベースは柔道とサンボ 2004年3月4日、橋本平馬戦でプロ修斗デビュー 同年11月12日、内村世己にTKO勝ちし、ウェルター級新人王獲得 2007年11月8日、中蔵隆志の持つ環太平洋ウェルター級王座に挑戦するも失敗 しかし翌年7月18日、同王座決定戦で冨樫健一郎を下してベルトを手にする 第4代修斗環太平洋ウェルター級王者 修斗戦績:9勝3敗1分 GOKITA
GYM所属 | ■初防衛戦の相手には朴選手を指名しようと思っていた ーー環太平洋のベルトをかけて朴光哲選手との再戦が決まりました。試合が決まった時、遠藤選手はどんな心境でしたか? 「朴選手とは今年の1月に試合をしてドローだったので、再戦したいという気持ちはずっとあったんですよ。だから再戦が決まった時はうれしい反面、前回のヴィリアミー・チケリム戦では僕が一本負けしているので、こんな形の再戦になってすいませんという気持ちです。ただ1月の試合は僕も朴選手も納得してないと思うし、僕は初防衛戦の相手には朴選手を指名しようと思っていました」 ーー朴選手と肌を合わせてみていかがでしたか? 「試合をする前は打撃の選手なのかなと思っていたんですけど、あの試合ではそんなことはないんだと感じさせられました」 ーー試合前の予想に反してかなり組み技・寝技の攻防が多い試合になりましたよね。 「はい。ただ7月の後楽園大会でリング上から挨拶した時に、朴選手からは『是非、打撃だけでやりましょう』と言われたので、今回は僕も打撃で行くつもりでいます」 ーー朴選手の打撃についてはどんな印象を持っていますか? 「すごく距離感が上手くて強さと上手さを兼ね備えた選手だと思います。実際はどうか分かりませんが、ややトリッキーでコアなボクサーのスタイルを真似しているのかなと感じます」 ーー遠藤選手はこの試合に向けてどんな練習をされているんですか? 「打撃が主な試合になるとは思いますが全ての技術を満遍なくやっています。打撃4:レスリング4:寝技2という感じですかね。打撃の勝負で負けたくないし、逃げたくもないんですが、総合格闘技なんでチャンスがあればタックルに狙っていきます」 |