9月6日(日)ゴールドジムサウス東京アネックスで行われる「SWAT!-GX5」で岡澤弘太との対戦が決まった太田。今年に入ってからはグラップリングでの試合が続き、今回は一年前に判定で敗れている岡澤との再戦となった。太田は岡澤へのリベンジを果たし、復活の狼煙を上げることが出来るか?
PROFILE
太田裕之(おおた・ひろゆき) 1975年12月23日、東京都出身 身長175cm、試合体重70kg 所英男や奥出雅之とはPOD(パワーオブドリーム)時代からの盟友 SWAT!を中心に活躍し、ジェネシスリーグ2006ライト級トーナメントで優勝 ZFC所属 |
■岡澤選手の術中にハマらないようにしないといけない ーーグラップリングルールで岡澤弘太選手と対戦が決まりました。岡澤選手とは2度目の対戦ですよね。 「はい。岡澤選手は柔術が強いという印象です。下からスイープを仕掛けて上を取り、マウントポジションから腕十字を極めるのが上手いですよね」 ーー岡澤選手はコンバットレスリングの大会でも実績を残していますが、レスリング的な強さは感じましたか? 「岡澤選手は体つきがガッチリしていて、見た目は力が強そうなんですが、実際に組んでみるとすごく動きが柔らかいんですよ。タックルに失敗してもガードポジションから展開を作れるし、意外と力が抜けていました」 ーー前回の対戦では2R終盤まで互角の展開が続いて、最後の最後でマウントポジションを取られたという試合でした。 「はい(苦笑)。岡澤選手に潜られて、そこから足関節→スイープ→バック→マウントという流れでやられました。今回も同じような展開になることも十分に考えられるし、岡澤選手の術中にハマらないようにしないといけないと思います」 ーー今回はその対策はばっちりですか? 「そうですね。色々と対策は用意しているので、それが上手くいけば僕の得意な形に持っていけると思います」 ーー太田選手は今年に入ってから3戦目ですよね? 「グラップリングルールですけど、何気にコンスタントに試合をさせてもらっています。打撃ありのルールとは違って、グラップリングは落ち着いて自分のペースで試合が出来る気がしますね」 ーーSWAT!がスタートした時にはほぼ毎月のようにZSTルールで試合をしていましたが、その頃に比べるとコンディションはいいですか? 「当時は当たり前のように10連戦とかやっていた気がします(笑)。ただ今の方が体調面はいいかもしれませんが、ZSTルールで試合を続けてやっていた分、あの頃は試合への気持ちを持って練習出来ていたといういい面もあったと思います」 |