金網女子格闘技イベントVALKYRIEでプロデューサーを務める茂木康子が、10月24日(土)東京・ディファ有明で開催されるGCMコミュニケーション主催『VALKYRIE
03』に選手として参戦! しかも対戦相手は練習仲間でもある瀧本美咲。闘うプロデューサーとして初めて金網に入る茂木がなぜ瀧本と戦うことを決意したのか?
PROFILE
茂木康子(もぎ・やすこ) 1969年1月27日、東京都出身 身長166cm、体重54kg 1998年から柔術を始め、柔術家として数々の実績を誇るパイオニア 2005年からは総合格闘技にも挑戦し、スマックガールでプロデビュー スマックガールで試合をこなしつつ、アマチュア修斗でも3年連続優勝 2008年6月26日、プロ修斗で竹内鮎美から一本勝ちを収める 同年11月に旗揚げした金網女子格闘技イベントVALKYRIEではプロデューサーを務める ストライプル所属 |
■瀧本さんの試合は気持ちの面では叩きのめしたいと思う ーー今回はプロデューサーとしてではなく、選手として金網に入ることになりました。それには何か理由があったんですか? 「私はいつも試合はしたいという気持ちがあるんですが、ヴァルキリーではプロデューサーという肩書きがあり、大会当日にも色々と忙しくて、自分としては(ヴァルキリーに選手として)出ない方がいいと決めていたんですね。その中で瀧本さんと試合が出来るという話がありました。私の中で修斗ライセンスを持っている選手と戦いたいという気持ちがあり、互いに修斗ライセンスを持っているので瀧本さんとは修斗で試合をしたいと思っていました。ただしなかなかタイミングが合わず、今回ヴァルキリーで戦うということになったという感じですね」 ーー茂木選手の中で瀧本選手と戦えるということが、大きな理由の一つだったんでしょうか? 「そうです。瀧本さんは修斗ライセンスを持っていて、52kgでも48kgでも試合をしている。そういう部分でいつか試合をするんじゃないかなという気持ちは漠然とありました。一緒に練習するようになって、試合をすることはないだろうという気持ちにもなったんですが、最近の瀧本さんの試合を見ていると、練習仲間として彼女に火を点けたいというか、そういう気持ちが芽生えてきたんです。また一緒に練習していても楽しいし、これが試合になるとどうなんだろうって。そういう心境の変化がありました」 ーー瀧本選手に火を点けたいというのは、具体的に言うとどういうことなんでしょう? 「上から目線になるかもしれませんが、瀧本さんはセンスがあって、すごくいいものを持っている選手だと思うんですね。でもそれを試合や練習で出し切れてないと感じることが多いんです。だから瀧本さんが持っているものをもっと引き出してあげたいんですよ。『瀧本さんはあんなもんじゃないでしょ』みたいな」 ーー練習仲間としてそういう気持ちを持つことは当然だと思います。しかし実際に戦うということ、しかも試合場が金網ということに抵抗はなかったですか? 「瀧本さんは禅道会で同門対決をやっているので、あまりそこは意識していないと思うんですね。私も立場上、女子の選手で仲が良い選手は多いですが『仲が良いから試合をしたくない』というこだわりは持たないようにしています。普通に考えると変かもしれませんが、2人の間に(練習仲間と戦うことに)抵抗はありません。試合が決まってから練習もしていませんしね」 ーー茂木選手は瀧本選手と戦うことで、自分の中に火が点きそうな予感はありますか? 「私は瀧本さんに対して『何やってるんだよ!』という気持ちがあるので、試合で戦う以上は絶対に負けたくないですね。試合なのでどうなるかは分かりませんし、総合格闘家としては私の方が格下です。でも私が瀧本さんに火を点けたいと思っている以上、気持ちの面では叩きのめしたいと思っています。それで私と戦った後、その後の格闘技人生も含めて瀧本さんに火が点いてくれればと思っています」 ーーまさに“戦うプロデューサー”ならではの視点ですね。 「そうですかね(笑)。一緒に練習しているからこそ、余計にそう思うのかもしれません」
茂木康子インタビュー内容
■瀧本さんの試合は気持ちの面では叩きのめしたいと思う ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■先のことは考えてません。体がダメになるまで続けていくと思う ■ジュエルスがビジュアルならヴァルキリーはオラオラ | |
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