12月4日(金)東京・新宿FACEで開催される『Krush-EX〜新宿Dog Fight〜』のメインイベントで濱崎一輝と対戦する山内。近年は“全日本中量級のエース”として、数々の激闘を繰り広げてきた山内だが、今年は3連敗中と未だ勝ち星がない。しかし新たな練習環境を手に入れ、自らのレベルアップには自信を持っている山内。濱崎戦ではそれを結果で証明し、来年2月に決まっている宿敵ドラゴとの一戦に弾みをつけられるか?
山内裕太郎(やまうち・ゆうたろう) 1978年1月25日、東京都出身 身長180cm、試合体重70kg 2002年1月4日、全日本キックでプロデビュー。 2003年3月8日、三上洋一郎にKO勝ちし、全日本ウェルター級王座を獲得。 2004年には山本優弥とタイトルマッチで2度対戦し、1勝1分でいずれも防衛。 2006年4月21日、濱崎一輝にKO勝ちし、全日本スーパーウェルター級王座を獲得。 2007年1月4日、同タイトルの初防衛戦で望月竜介にKO勝利。 同年4月4日、K-1MAXに初参戦を果たすが、ドラゴに3RTKOで敗れる。 2008年7月26日、サムゴー・ギャットモンテープに判定勝利。 同年10月17日、望月竜介との2度目の防衛戦では横前蹴り、飛びヒザ蹴りでダウンを奪いKO勝利。2度目の防衛に成功した。 しかし2009年はKrush、NJKFのリングで3戦3敗という結果に終わっている。 2010年2月13日、チェコ・プラハにてドラゴと再戦することが決定。 キック戦績:31戦18勝9敗4分 第21代全日本ウェルター級王者 初代全日本スーパーウェルター級王者 P.O.D/team
pitbull所属 | ■この年齢になっても伸びしろがあることはうれしく感じています ーー今回の試合に向けてどういった練習をやっているんですか? 「基本はパワーオブドリーム(P.O.D.)で、がっちりと朝と夜の2部練という形でやらせてもらっています。AJジム時代から古川(誠一)会長にお世話になっていたんですが、全日本キックとAJジムがああいった形になって、改めて全てを古川会長に見てもらうようになりました」 ーー少し古い話になってしまうのですが、全日本キックの解散について山内選手はどのように感じていたんですか? 「びっくりはしましたけど、転機だったのなとも思います。あくまで結果論ですが、今は信頼する古川会長の下で一から十まで練習を見ていただいて、自分の可能性を引き出してもらっていると実感しています。だから自分の場合は(全日本キックの解散は)ポジティブに考えていますね」 ーージムを離れるにあたって、色々な選択肢があったと思うのですが、そこで古川会長に面倒を見てもらいたいと思った理由は何だったんですか? 「やっぱり古川会長は人間力もあるし、格闘技に対するセンスが他の人と違うというか、見ているところが違うんですね。だから練習を見てもらっていても、自分では思いつかないようなことも言ってもらうし、日々勉強になっています。そういう意味でも自分は出来ないことだらけなんですが、それは逆に言えばまだ強くなるということだと思うので、この年齢になっても伸びしろがあることはうれしく感じていますね」 ーーP.O.D.では誰とスパーリングすることが多いんですか? 「横田(一則)選手、松本晃市郎、笹谷(淳)、阿佐美(ザウルス)とやることが多いですね。最近は三崎(和雄)さんとも練習させてもらいました」 ーー総合格闘技の選手とスパーリングすることが多いようですね。 「他の総合の選手がどうかは分からないですけど、P.O.D.に練習に来ている選手は打撃がものすごく上達しているので、僕は立ち技専門の選手なんですが、気を抜くことは出来ないですよ。むしろ彼らに負けられないと思って、いい刺激を受けています」 ーーまた練習環境という面ではシーザージムでも練習されているそうですね。 「はい。週1回なんですが同じ階級の梅野孝明選手たちとスパーリングさせてもらっています。シーザージムはジムの雰囲気がAJジムに似ていたりして、ちょっと懐かしい感じがするんですよね。だからP.O.D.とは違う意味でいい練習になって、今は本当に恵まれた環境でやらせてもらっていると思います」
山内裕太郎インタビュー内容
■この年齢になっても伸びしろがあることはうれしく感じています ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■次はもっとオールマイティな“山内裕太郎スタイル”で戦う ■今回のドラゴ戦は絶対にものにしたい | |
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