12月6日(日)東京・光ヶ丘ドームで行われたIF-PROJECT「Gi2009」柔術部門で植松直哉を下して優勝を果たした中村。紫・茶帯時代には全日本選手権を3連覇、黒帯昇格後も2つのトーナメントを制するなど、確実に結果を残している。2009年注目の柔術家である中村をGi終了後に直撃!
中村大輔(なかむら・だいすけ) 1979年5月7日、千葉県出身 身長175cm、体重70kg
中学・高校、実業団で柔道を学び、GRABAKAで柔術を始める。
2007年「全日本ブラジリアン柔術選手権」アダルト紫帯ペナ級で優勝。 2008年・2009年は同選手権のアダルト茶帯ペナ級で優勝し、3連覇を達成。 黒帯昇格後は「東京国際ブラジリアン柔術トーナメント」アダルト黒帯ペナ級で、Gi2009柔術部門でも優勝を果たす。 GRABAKA柔術クラブ所属 |
■尊敬する植松さんに勝って感慨深いものがあった ーーまずはGi2009柔術部門での優勝おめでとうございます。今の心境はいかがですか?
「決勝で対戦した植松さんはJFTの先輩で、すごく尊敬している人だったんですね。だから大会の前からずっと戦いたいと思っていたんですが、決勝で植松さんと戦い、しかも勝つことが出来たのは本当にうれしいです」
ーー植松選手に勝った瞬間はどんな感情になりました?
「本当にずっと尊敬している先輩だったんで、僕が今までやってきたことが間違いじゃなかったんだなと思って、感慨深い気持ちになりましたね」
ーー植松戦はどこが勝敗を分けたと考えていますか?
「勝負に徹して立ちで攻めていこうと思っていたんですが、その立ちでポイントを取れたことが良かったと思います」
ーー植松選手と戦うことが決まった時点で立ち勝負を考えていたんですか?
「はい。植松さんは引き込むタイプじゃなくて、立ちでも勝負してくれる選手だと思ったんで、それで行こうと思いました」
ーートーナメント全体を振り返っての感想はいかがでしょう?
「準決勝では同門対決があって、1回戦では地方の選手とも戦うことが出来たんで、本当に充実した大会でしたね」 |