2010年1月23日、修斗後楽園ホール大会に出場が決定している門脇。今年の試合は戦極フェザー級GPでナム・ファンに敗れた一戦のみだったが、門脇は自らの成長に手応えを感じているという。自分の理想のファイトスタイルを考えては壊し、それを繰り返しているという門脇。そんな門脇が総合格闘家として目指している境地とは?
門脇英基(かどわき・ひでき) 1976年3月28日、千葉県出身 身長174cm、試合体重65kg 2000年11月、修斗でプロデビュー。 腹固めとチョークスリーパーの複合技=門脇スペシャルを武器に活躍。 2007年に佐藤ルミナを下し、翌年には第7代修斗世界ライト級王者となる。 2009年は戦極フェザー級GPに参戦するも、1回戦でナム・ファンに敗れた。 MMA戦績:24戦13勝9敗2分 和術慧舟會東京本部所属 |
■「ここ2試合は幅広い闘い方をしたいと思って闘った」 ーー門脇選手にとって2009年はどんな1年でしたか? 「あっという間に終わった1年でしたね。試合は1試合だけだったのですが、その後に怪我やコンディションの部分で練習出来ない期間があったんです。デビューしてからここまで試合を休んだことは、あまり記憶にないですね」 ーー唯一の試合が戦極フェザー級GPでのナム・ファン戦でしたが、あの試合はいかがでしたか? 「ファン選手の試合と、その前のリオン武戦から、幅広い闘い方をしたいと思って、少し闘い方を考えたんですよ。だからファン選手に負けたと言っても、自分の流れ的には順調に伸びてきている感じがあって、それを確認できたと思いますね」 ーーその2試合を振り返ると、かなり打撃を多く使っていた印象があるのですが、闘い方そのものを変えようとしているのですか? 「闘い方を変えるというよりも“幅広く”ですね。組み技だけになるのではなく、どの局面でも勝負できるようになりたいと思っているんです。そういう意味で幅広い闘い方をやりたいと思っています」 ーー練習ではその手応えはありますか? 「どうですかね。僕はやらなきゃいけないことが多すぎるので分からないです…考え出すと頭の中がぐちゃぐちゃになってきますから(苦笑)」
門脇英基インタビュー内容
■「ここ2試合は幅広い闘い方をしたいと思って闘った」 ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■達人志向の門脇が追い求める理想とは? ■「対戦相手のことは考えないようにしている。それよりも…」 | |
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