2月7日(日)東京・ディファ有明で開催されるパンクラス『PANCRASE
2010 PASSION TOUR』ミドル級暫定キング・オブ・パンクラス タイトルマッチで佐藤豪則(Laughter7/同級1位) と対戦する近藤。エースとして長らくパンクラスを支えてきた近藤だったが、昨年は約1年間の休養期間を経て復帰戦を行っている。また新たなスタートを切った近藤が目指すものとは何か?
近藤有己(こんどう・ゆうき)
1975年7月17日、新潟県出身
身長180cm、体重87kg
高校時代に少林寺拳法を学び、パンクラスに入門。
1996年にデビューし、ネオブラッドトーナメントで優勝。
1997年4月、船木誠勝を破り、第5代キング・オブ・パンクラシストとなる。
2003年11月30日、菊田早苗をKOし、第3代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラスを獲得。
同年大晦日にPRIDEに初参戦し、その後はパンクラスとPRIDEで活躍を続ける。
2008年からは戦極にも参戦。佐々木有生に敗れ、約1年間の休養期間を経て復帰。復帰後は1勝1分の成績を残している。
2010年2月7日、パンクラスディファ有明大会で佐藤豪則と対戦予定。
通算戦績:80戦50勝23敗7分
暫定ミドル級キング・オブ・パンクラシスト
パンクラスism所属 |
■休養期間の理由「格闘技が嫌になっていたのかもしれません」
ーー近藤選手にとって2009年はどんな1年でしたか?
「去年からずっと休んでいて、今年に入って復帰できたことがすごくうれしかったですね。もしかしたら休んでいる間にそのまま引退しちゃうのかなという気持ちが自分の中にあったんですが、また元気に戻ってくることが出来て良かったなと思います」
ーー近藤選手はプロデビューからずっとコンスタントに試合を続けてきたと思うのですが、少し考える時間が欲しかったんですか?
「考えたというか疲れていたというか…簡単に言うと(格闘技が)嫌になっていたのかもしれません」
ーー休んでいる間に「また試合をやろう」という気持ちが生まれるかどうかは分からなかった?
「そうですね。今も自分の気持ちが闘うという方向に向かっているかどうかは分かりません。ただ元気はあるし、体も健康なんで、まだ試合がやれるんですよ。だから試合をやる…のかな。でもこうしてまた試合をするということは、どこかで試合をやりたいんでしょうね」
ーー選手によっては試合の度に気持ちを作ることが大変で、それに疲れてしまうという選手もいるのですが、近藤選手の場合はいかがですか?
「自分の中でそういうつもりはなかったんですけど、もしかしたらそこで疲れていたのかもしれない。あとは自分自身、自分が周りから期待されていると勘違いしていた部分もあったと思うんですよ。そこで感じるプレッシャーに負けてしまったのかもしれないですね」
近藤有己インタビュー内容
■休養期間の理由「格闘技が嫌になっていたのかもしれません」
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■吉田道場や出稽古で近藤が感じたものは何か?
■「近藤はもう終わった」厳しい意見に対する近藤の反応は? |
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