板橋寛に敗れて王座陥落、K-1MAXで山本真弘に敗れるなど、連敗からスタートした裕樹の2009年。なかなか持ち味を発揮できない試合が続いていたが、必殺のローキックを中心にした闘い方にシフトチェンジしてからは徐々に調子を上げてきている。さらに来年からはリアルディールでの仕事も退職し、キック一本の生活を送る一大決心をした裕樹。完全復活へ向けて裕樹が今の心境を語った。
裕樹(ゆうき) 1982年11月6日、福岡県出身 身長170cm、試合体重60〜65kg 福岡リアルディールの大会でキャリアを積み、東京へ進出。 シュートボクシング、RISE、IKUSAといった舞台で活躍する。 2008年から60kg級に階級を落とし、ファイヤー原田、“凶拳”竹内裕二を下して初代RISE60kg王者となる。しかし2009年1月、板橋寛に敗れて初防衛に失敗。 今年は2勝2敗の成績を残した。 キック戦績:38戦28勝(23KO)9敗1分 リアルディール所属 |
■負けはしたけれど、真弘戦はいい勉強になりました ーー2009年は裕樹選手にとってどんな1年でしたか? 「全ての試合を通してパッとしない1年だったという感想があるんですが、いい経験をさせてもらった年だったと思います」 ーー今年の前半は板橋寛選手とのタイトルマッチ、K-1MAXでの山本真弘戦と連敗が続き、結果が出ない時期がありました。裕樹選手自身はどこに原因があったと考えていますか? 「言い訳にしてはいけないことかもしれませんが、60kgまでの減量が上手く行かず、コンディションが悪いまま試合をしてしまった部分はあったと思います。ただ真弘選手との試合は負けはしたんですけど、いい闘い方が出来たので、次につながる試合だったなと思っています」 ーー山本選手は60kg日本最強と呼ばれている選手ですが、その選手と闘ってみてどんな手応えがありましたか? 「日本一がこの選手だったら、まだまだ自分もイケるなと思いました。ただ日本一の選手だからこそ、あの場面でヒザ蹴りが出て、ダウンを取れるわけですから、そういう部分は見習わないといけないなと思いました。本当に真弘戦は勉強になった試合です」
裕樹インタビュー内容
■負けはしたけれど、真弘戦はいい勉強になりました ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■必殺ローキック復活のために「●●●を変えています」 ■2010年はずばり2階級制覇!「もう一度…」 | |
|