12月11日（金）東京・新宿FACEで開催されるマーヴェラスジャパン/DEEP事務局『女子総合格闘技団体ジュエルス 6th Ring』のセミファイナルで朱里（SMASH）と対戦するASAKO（U-FILE CAMP岐阜）。前回の石川菊代戦ではアグレッシブな打撃で観客を魅了した。DEEP佐伯繁代表によると、ファイターとは違う別な姿で超有名人だという……。

■「朱里選手はスマッシュの代表なので負けられない」

――試合を直前に控えて現在のコンディションはどうですか？

「全然問題ないです」

――今大会ではセミファイナルに抜擢されましたね。

「ちょっとビックリしてます（笑）。私的には試合順は始めの方だと思っていたんですけど、一昨日ぐらいにセミに決定したのを知ってえらい順番になったなと思っています」

――対戦する朱里選手は今回はプロデビュー戦で、2月に旗揚げする新団体「スマッシュ」の看板選手でもあります。

「そうですね。ジュエルスさん的には、スマッシュはライバル団体になるわけですよね。ジュエルスさんのためにも、今回は自分が勝たないといけないと思っています。朱里選手はとても有名な選手なので、いい試合をしたいです」

――逆にそういった看板選手の相手が来ることでプレッシャーになりませんでしたか？

「あまりニュースを見ないようにしたので、そういうことはないですね」

――朱里選手のプロレスの試合映像は見られたんですか？

「見ました。男子選手と戦っていて、ショーを見るような視線で見ていました。空手をやられていてキックを使うスタイルが多かったんですけど、特に問題はないです」

――ASAKO選手はキックボクシングがベースなんですよね？

「そうですね。前回の9月大会（石川菊代戦）では総合の試合をやっていいところがなかったので、今回は自分の得意分野で頑張りたいと思います」

■本業は“カリスマインストラクター”。DEEP佐伯代表の情報によると……

――そもそもキックを始めたきっかけは何でしたか？

「元々、私は仕事でインストラクターをやっています。ボクササイズを教えていて、自分も本格的に鍛えないといけない部分があり、キックを始めました」

――DEEP佐伯繁代表の情報によれば、名古屋などで“カリスマインストラクター”として有名で、稼ぎが凄いそうですね。

「アハハ！　佐伯代表が大げさに言っているだけですよ！　そんなにガッツリと稼いでないですよ！」

――いやいや、稼いでる人が「はい、私は稼いでます」と言っているのを聞いたことはないですから（笑）。

「そういう人はいないですけど、じゃあ普通に稼いでます（笑）」

――その普通が凄いんでしょうね〜（笑）。今後も格闘技とインストラクターを両立していきますか？

「夕方までは仕事で、夜は練習というスタイルでやっていますので大丈夫です」

――ちなみにインストラクターの仕事では何人ぐらいの生徒さんに指導しているんですか？

「色んな店舗を回るんですけど、一気に60人ぐらい見ることもあります」

――それは凄いですね。明日の試合期待してます。

（2009年12月10日、ジュエルス前日計量の取材で収録）