9月23日(水・祝)東京・後楽園ホールで開催されるニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)『WBCムエタイルール日本統一王座決定戦』フェザー級決勝戦で、心センチャイジム(センチャイムエタイ)とWBCムエタイ日本統一王座を争うアトム。準決勝では米田貴志を破る番狂わせを起こしたベテランが、4本目のベルト獲得に燃える。
アトム山田(あとむ・やまだ)
1976年3月29日、愛媛県出身
身長165cm
1996年10月19日、MA日本キックボクシング連盟でプロデビュー
2002年6月23日、高橋拓也を5RKOに破りMA日本バンタム級王座に就く
同王座は2004年11月21日に高橋との再戦で判定に敗れ失う
2005年7月3日、ムアンファーレッグを判定に破りWMAF世界フェザー級王座を獲得
2006年12月3日、小石原勝を2RKOに破り第7代MA日本スーパーフェザー級王座に就く
同王座は2007年12月2日、“狂拳”竹内裕二に4RKOで敗れ失う
2007年5月13日、TURBOとWMAF世界スーパーフェザー級王座決定戦を争うが2RTKO負け
2008年10月19日、RIOTとMA日本フェザー級王座を争うが3RKOで敗れる
2009年7月26日、WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント準決勝で
米田貴志からダウンを奪って勝利、番狂わせを起こして決勝へ進出した
戦績:17勝(5KO)14敗8分
MA日本キックボクシング連盟/武勇会 |
■ここまで来たらWBCのベルトを獲りに行きます
ーー「WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント準決勝」での米田貴志戦は、素晴らしい勝利でしたね!
「番狂わせですか(笑)。正直、今が旬のトップの選手に勝てたことが嬉しいですね」
ーー一発食ってやろうくらいの気持ちがありましたか?
「それはやはりありましたね。ローキックを絶対に避ける練習をしていなくて、もらったらヤバかったかなと思いますが、そんなに向こうから攻めてこなかったのでどっちかと言えば噛み合ったかなと思います」
ーー最終回は米田選手の逆襲が凄かったですね。
「若い人の勢いにスタミナ切れを起こしてしまいました(笑)。早く時間が経たないかな、と逃げ切ろうと思っていました」
ーー次は決勝戦が9月23日、後楽園ホールでありますね。相手は心センチャイジム選手ですが、どんな印象を持っていますか?
「ビデオを見ましたが、タイ式なのでヒジ、ヒザ、首相撲には気をつけて何とか凌がないとあかんなですね」
ーーアウェーのリングですが、その点はどうですか?
「これまでに経験を重ねてきたので、そこで気持ちが下がることはないですし、今は気持ちが上がるくらいです。逆に燃えます」
ーー彼のようなタイプは相性的にはどうですか?
「今まではあまりよくなかったかもしれませんが、だいぶ経験も重ねたのでそれなりに対応できると思います」
ーーWBCのベルトも懸かっていますが、このベルトへの思い入れはどうですか?
「ここまで来たら獲りに行きます。獲りたいですね。一度、中国でジョムトーン選手とWBCムエタイ世界タイトルマッチをやらせてもらったことがあるので(2009年1月18日、ジョムトーンが判定勝ち)、特別な想いがあるわけではないですが、印象にあるタイトルではあります」
ーーもし獲ったらベルトは何本目になりますか?
「大きいのは4本目です。四国の西日本王座も含めれば5本目になります」
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