キックボクシングでは珍しい、変則的なファイトスタイルを持つBOB。実は打ち合ってよし、距離をとってよしのマルチファイターでもある。現在MAスーパーフェザー級6位にランクインし、“狂拳”竹内裕二（菅原）の持つ王座への射程距離を縮めつつある。かねてからMAのベルトにこだわりを持つBOBだが、このまま順調にいけばタイトル挑戦が現実となる日が来ることだろう。

■自分がランキングに入るとは全く思っていなかった（笑）

ーーキックを始めた理由を教えて下さい。

「うーん…痩せたくて始めました。ダイエットですね。あとは、強い者への憧れもあったんですよ。プロレスから入ったっていうのもあるので。プロレス＝強いという意識があるもので」

ーーリングネームの由来を教えて下さい。

「小学校からのあだ名です。それをそのままリングネームにしたいと思いました」

ーー現在、Sフェザー級で6位にランクインしてます。初めてランキングに入った時はどう思いましたか？

「いやあ、本当に嬉しかったですよ。まさか自分が入るとは思っていなかったもので…」

ーー目標としている選手とかっていますか？

「今年タイタンズで復帰した立嶋選手ですね。長いことブランクを開けていたにも関わらず、ファンを沸かせてたじゃないですか。あのカリスマ性はすごいですよね。あとは竹内選手です。自分の階級のチャンピオンですので」

ーー今やってみたい相手とかいますか？

「うーん……誰だ？　誰だろう？　いっぱい浮かびすぎて出てこない（笑）。しいて言うなら前田尚紀選手です。普通に強いと思いますので」

ーー現在、娘さんがいらっしゃるそうですが、娘さんにもキックを習わせようとかって思ってますか？

「いや、今のところ考えてないですね。まだ一歳なので（笑）そこらへんのところはまだ考えてないですね（笑）。スイミングとかベタなところから習わせようかと」

ーー最後に一言。

「脱皮したい！　今はなんか、ちょっと殻に閉じこもっているような感じなので、殻を破りたいというか…殻を破って成長したいです！」