11月23日(月・祝)東京・JCBホールで行われる『プロフェッショナル修斗公式戦 REVOLUTIONARY EXCHENGES 3』では“修斗VSパンクラス”として、坂口征夫と対戦することが決まった朴。対戦予定だった大石幸史が欠場し、対戦相手がパンクラス勢の中でも特に個性の強い坂口に変更となったが、朴は「坂口選手は人間的に尊敬してます。だからキャリアとかテクニックじゃない」と、この試合のテーマを語った。
朴光哲(ぼく・こうてつ)
1977年5月27日、静岡県出身
身長175cm、試合体重70kg
2001年11月、修斗でプロデビュー
2005年1月、初代環太平洋王者決定トーナメント決勝で雷暗暴を下して、同王座を獲得
同年、HERO’Sではエルメス・フランカやアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラを下す
2007年、初代ケージフォースライト級王者決定トーナメントに出場
決勝ではアルトゥール・ウマハノフにスプリット判定で敗れるも、ヤルッコ・ラートマキ、デイビッド・ガードナー、光岡映二を撃破した
2009年からは再び修斗に参戦。9月に環太平洋チャンピオンシップに挑むが、遠藤雄介に一本負けを喫した
MMA戦績:14勝6敗2分
修斗世界ウェルター級8位
KRAZY BEE所属 |
■対抗戦を盛り上げたいけど、絶対に負けられない
ーー今回は対抗戦という形になりましたが、パンクラスという団体にはどんなイメージを持っていましたか?
「自分が格闘技を始める前は好きで見てましたね」
ーー朴選手の中に対抗戦という意識はあまりないですか?
「やっぱり勝ち負けとかよりも、今回はせっかく修斗とパンクラスが対抗戦をやるということで、盛り上げたいですよね、お祭り的な感じで。でも自分も絶対に負けられないんで、そういう意地と意地のぶつかり合いを見てもらいたいです」
ーー記者会見ではパンクラスの坂本靖氏から「プロイズムという部分ではパンクラスの選手の方が修斗の選手よりも出していけると思います」という言葉がありましたが、それについてはどう感じますか?
「実は自分も修斗の選手よりもパンクラスの選手の方がプロ意識は強いなって思ってます。(パンクラスの選手は)試合を面白くしようという気持ちも感じるし、修斗の選手はやっぱり固いっすよね。修斗は1回、試合を落としちゃうと、なかなかチャンスが回ってこないという部分があるんで。だからそれはその通りだなと思いました」
ーー直前で対戦相手が坂口征夫選手に変更になりましたが、坂口選手にはどんな印象を持っていますか? またどんな試合を見せたいですか?
「坂口選手は人間的に尊敬してます。だからキャリアとかテクニックじゃない。そういうものを越えた男と男の戦いが出来るかなと思います。そこを見て欲しいですね。キャリアは自分の方が上なんですけど、今回そういうものは関係ないです」
(2009年11月16日、修斗GYM東京での記者会見後、囲み取材にて収録)
|