9月4日(金)東京・後楽園ホールで開催されるシュートボクシング(以下、SB)『武志道-bushido-其の四』にて、ファントム進也(龍生塾)とSB日本スーパーバンタム級王座統一戦を行うえなり。暫定王者となって11カ月、正規王者のベルトを巻くことが出来るか!? 今回は試合への意気込みを始め、えなりキャラ誕生の秘密、そして職員として働くシーザージムの裏話なども大盛りでお届け。
えなりのりゆき
1978年8月18日、東京都台東区出身
身長162cm
2000年3月22日、シュートボクシングでプロデビュー
2006年3月25日に本名の今井教行から改名してからは6連勝を収めた
2008年9月12日、崎村暁東と王座決定戦で計7R闘い判定勝ちでSBスーパーバンタム級暫定王者に
戦績:13勝13敗
シーザージム所属 |
■15年のキャリアを全部注ぎ込んでファントムに挑む
ーーいよいよスーパーバンタム級王座統一戦が、9月4日に決まりました。
「僕は2月にマモル選手に負けているので、自分にその資格があるのか悩みましたが、やっぱりまがりなりにも暫定王者としてここで逃げたらダメだと思いました。それにファントム選手との決着をつけたいので、ここでしっかり彼とぶつかって、絶対に勝ちたいと思います。彼とはいいライバルじゃないですけれど、いい試合が出来ると思うんですよね。15年くらいSBをやっていますが、そのキャリアを全部注ぎ込んで悔いの残らないようにやりたいと思っています」
ーーファントム選手にはどんな印象を?
「まず攻撃力が凄いです。速いしパンチもあるし、頭もいいし考えたら一番厄介な相手だと思うんですが、彼に持っていないものを自分が持っているつもりはあるので、そこで勝負したいと思っています」
ーーそれはズバリ、何ですか?
「SBに懸けてきている誇り、気持ちです。それはもう、絶対に負けないぞと思っていますし、負けたくないです」
ーーファントム選手とは過去にも対戦していますよね?
「1勝1敗です。ラバーマッチですね。決着戦なので気合いが入っています。向こうも入っていると思いますけれど(笑)」
ーーどういう試合にしたいですか?
「自分としては倒し合い……は無理かな(笑)。気持ちと気持ちがぶつかって、お客さんにそれが伝わるような試合をしたいです。向こうもそれは同じ気持ちだと思いますね。二人ともSBで軽量級の看板を背負ってやっている選手として、お互いの技術とかプライドとかいろんなものを試合でぶつけて、なおかつ僕が勝つという試合にしたいです」
ーー元チャンピオンである森谷さんとの約束もあるんですよね。※森谷が引退した時、リングを降りた森谷が「次はお前があのベルトを獲れ」とえなりに言った。
「はい。実は、僕がいま預かっている暫定王者のベルトは森谷さんのベルトなんですよ(笑)。森谷さんから“早く返せ”って言われているんですが、僕は“嫌です”と。返さないで二つとも僕の物にしたいです(笑)。大阪には渡せません」
えなりのりゆきインタビュー内容
■15年のキャリアを全部注ぎ込んでファントムに挑む
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■「渡鬼ソング」の入場曲から僕は逃れられないと諦めました
■今までで一番困り果てた外国人選手はアンディ・サワー!
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