女子格闘技界のハルウララといえば、HARUMI。デビュー戦以来一度も勝ち星に恵まれておらず、連敗街道を突き進んでいる。先日には初のシュートボクシングデビュー。2児の母親の顔を持つHARUMIの今後に注目だ。

■連敗続きも「辞めようと思ったことはない」

――今年1年を振り返ってどういう1年でしたか？

「シュートボクシングのリングに上がったりと、色んな経験をさせてもらいました。でも勝ち星がないのでまず一勝を狙って頑張っていきます」

――プロデビュー戦以来連敗が続いています。辞めようかなと思ったことはありませんか？

「ないです！　18歳と10歳の娘がいるので辞めないです」

――そういうお母さんの戦う姿を見て、娘さんたちは何と言っていますか？

「勝ち負けに関係なく応援してくれていますね。そこの応援があるのでまず一勝を目指して、来年は最高の喜びをしたいですね」

――家事と練習は大変じゃないですか？

「娘の協力があるので全然大丈夫です。私が行っているのはBULL DOG GYMで男性ばかりです。無茶苦茶厳しいですけど、さらに鍛えてもらって自分の駄目な部分を来年に向けて克服していきたいです」

■ビューティ・ペアに憧れて総合格闘家に

――元々どうして格闘技をやろうと思ったんですか？

「女子プロレスラーのビューティ・ペアに憧れていました。一時目標にしていた時期があり、いい年で総合格闘技に出会い、自分の中で夢を追えという気持ちになりました」

――格闘技歴はどのくらいになりますか？

「5年ですね」

――来年の目標はとりあえず一勝？

「そうですね。ジムのメンツにも言われてますけど、まず一勝。そしてKOや一本！　私は中途半端な試合はやらないっす」

――練習時間はどのくらいあるんですか？

「週3〜4で平均して4時間はやっています」