8月23日(日)東京・後楽園ホールで開催されるDEEP事務局『DEEP 43 IMPACT』にて、堀友彦(フリー)を挑戦者に迎えてDEEPフェザー級王座の初防衛戦に臨む“足関十段”今成。山本“KID”徳郁戦の実現が期待されたDREAMフェザー級GPでは2回戦で敗れ、途中敗退となったが、今度はゲンのいいホームリングDEEPでの試合。相変わらずひょうひょうとした態度でインタビューに答えた。
今成正和(いまなり・まさかず)
1976年2月10日、神奈川県出身
身長165cm
アントニオ猪木が旗揚げしたUFO練習生を経て、
1999年に入江秀忠に誘われてキングダム・エルガイツに参加
2001年には同団体の初代ミドル級王者になる
2003年3月9日よりZSTに参戦、所英男らと共にZST四兄弟と呼ばれた
2004年10月14日、PRIDE武士道に初参戦、ルイス・ブスカペに敗れる
同年12月18日よりDEEPに定期参戦、
2005年12月2日、初代DEEPフェザー級決定トーナメントで
マイク・ブラウン、前田吉朗らを破って優勝し、王座に就く
同王座は2006年10月10日に山崎剛をKOして初防衛に成功したが、
2008年5月19日に三島☆ド根性ノ介に敗れて王座から転落
2007年2月10日にはイギリスのCage Rageで世界フェザー級王座を獲得
2008年8月17日、梅村寛を秒殺して初代DEEPバンタム級王座に就く
2009年3月8日よりDREAMフェザー級GPに参戦し、山本篤を破るも
5月26日の2回戦でビビアーノ・フェルナンデスに敗れた
通算戦績:16勝7敗1分
Team Roken所属 |
■世代交代もあるかもしれないですね、嫌ですけど
ーー「DEEPといえば自分だと思っている」という力強い言葉が出ましたね。
「まあ、勝っても負けてもそうでしょう」
ーーDEEPはゲンのいいリングですよね。※これまで8勝3敗1分
「はい、そうです」
ーーなぜだと思います?
「相性がいいんじゃないですかね」
ーー挑戦者の堀選手にはどんな印象を持っていますか?
「スラッとしている(笑)。ストライカーですね」
ーー足関節は狙っていきますか?
「獲れるなら何でもいいです」
ーー初代バンタム級王者決定戦(2008年8月17日)では29秒の秒殺でしたが、今回も秒殺は狙っていきますか?
「早い方がいいですね」
ーーベルトは渡したくない?
「そうですね。家族がいますからね。家族の力で(笑)」
ーー堀選手は世代交代を宣言していますが。
「そういうこともあるかもしれないですね。嫌ですけれど」
ーー早く自分を倒す若手に現れて欲しいとは思います?
「全く思わないです」
ーー永遠にチャンピオンでいたい?
「(うなずく)」
ーーDREAMのフェザー級GPで結果が残せなかったことについては、どう思われていますか?
「悔しいですね。実力が足りなかっただけです」
ーーまたDREAMに出撃したいという気持ちは?
「また出たいというよりも、強い選手しか出ていないのでその強い選手とやってみたいですね」
ーーそういう意味ではここで日本人には負けていられない?
「何人でも負けるのは嫌です」
■ちょっとずつ変えている最中、内容は秘密です
ーー堀選手に対して一番警戒しているのは何ですか?
「リーチの長さ」
ーーDREAM後、練習環境や内容を変えたというのはありますか?
「うーん……変えたというか、変えざるをえなかった。体調不良とかあったので。そんなに意識的には変えていませんが、ちょっとずつ変えている最中です」
ーーそれはどの辺を意識して?
「秘密です(笑)。何も言いません」
ーースタイルを変えるくらいですか?
「変えないですよ。出来ないし」
ーー徹底的に足関にこだわった試合をしますか?
「そういう気分になればそうするかもしれないですね。気分次第です」
ーー今はどういう気分なんですか?
「今はちょっとお腹が空いてきたな、と(笑)」
ーー今回は三島選手と大塚選手のタイトルマッチもありますが、どのように予想していますか?
「どうですかね。体調のいい方が勝つんじゃないですか」
ーー今成選手の体調は?
「今は眠たいです(笑)。明日はいいと思いますよ」
(2009年8月22日、DEEP43 IMPACT公開計量後の囲み取材で収録)
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