2010年1月23日(土)東京・ディファ有明にて開催される、日本におけるムエタイ普及を目的としたM-1MC&クロスポイント合同興行『REBELS』。そのリングでNJKFウェルター級4位・高橋誠治(町田金子)と対戦する板倉は、アントニオ猪木をこよなく愛し、崇拝するという変り種。キックボクシングのリングで猪木ワールドを全開にする、この男はいったい何者だ!?
板倉直人(いたくら・なおと)
1979年10月18日、東京都出身
身長181cm
元・全日本キックボクシング連盟ウェルター級3位
座右の銘:元気があればなんでもできる
戦績:7勝(4KO)2敗1分
スクランブル渋谷所属 |
■猪木さんの生き方や考え方が僕の感性にバチッと合いました
「元気ですかーーーっ!」
ーー……ということで、板倉選手といえばアントニオ猪木さんの真似をすることで有名なんですが、なぜそんなに猪木さんを崇拝しているんですか?
「生き方や考え方が大好きなんです。あのポジティブな生き方を手本にしています」
ーーいつ頃から好きになったんですか?
「気付いたらです。でも、そんなに昔ではないですね。20歳くらいから徐々に好きになりはじめました」
ーーどんなきっかけで?
「いきなり好きになったわけではなく、徐々に目にする内にだんだんと好きになっていって、本を読んだり映像を見ていく内にのめり込んでいきました」
ーーしかし、残念ながらこうやってインタビューしている時はあまり似ていませんね。
「それはスイッチが入っていないからです。スイッチが入れば猪木ワールド全開です」
ーーどっちかと言えば、須藤元気選手にそっくりですよ。
「ああ、よく似てると言われます(笑)。ちなみに須藤選手もけっこう好きなので、本とかをよく読んでいます」
ーーどういうところに特に惹かれるんですか?
「現役時代の試合とかにはあまり詳しくないんですけれど、本などを読んでいて生き方や考え方に惹かれるものがあったんです。それが自分の感性に凄くバチッと合ったんですね。その時から前向きな気持ちになれました」
ーー実際にお会いしたことはあるんですか?
「まだ1度もありません。見かけたこともないんです」
ーーあの闘魂注入(びんた)をしてもらいたいと願っていますか?
「もちろんです。ぜひ、してもらいたいですね」
ーー赤いタオルはいつも巻いていますが、猪木コスプレはどこまで揃えているんですか?
「ガウンも形を猪木さんの現役時代に着ていたガウンの形そのままに作って、背中には“闘魂”という文字をデカデカと入れています。このガウンとタオルでいつも入場します。入場曲もイントロが猪木ボンバイエですね」
ーーいつから猪木キャラに目覚めたんですか?
「格闘技を始める前からモノマネはしていました。試合でやり始めたのはプロで6〜7戦目くらいからですかね。徐々に闘魂のヤドカリが這い出してきました」
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