ジュエルスのアマチュアルールで経験を積み、新人王決定戦の意味合いを持つ「ROUGH STONE
GP 2009」でプロデビューした鹿児島陽子。GP決勝戦でキャリアのある長野美香の猛攻を凌ぐ粘り強さを見せた。敗れはしたが、このGPで存在感を示したのは間違いない。
PROFILE
鹿児島陽子(かごしま・ようこ)
身長160cm、54kg
戦績:2戦1勝1敗
品川CS所属
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■格闘技を続けていたら、いつの間にかプロになっていた(笑)
――今年1年を振り返ってどういう一年でしたか?
「負け続きなので、もっと勝たないといけないなとヒシヒシと感じています」
――負けが続いて格闘技を辞めようと思ったことはありませんか?
「それはないですね。とにかくどうやったら勝てるのかを考えています。負けたら学ぶことが多く目標が見えてくるので、それを1個ずつこなしながら何とか勝ちにつなげればと思っています」
――ジムに入ろうと思ったきっかけは何でしたか?
「知り合いが格闘技をやっていたんです。教えてもらったら楽しそうだなと思いました。それから趣味で始めました」
――どうしてプロになったんですか?
「続けていたらいつの間にかプロになってしまいました(笑)」
――どういうふうに声をかけられたんですか?
「試合に出るか?と言われたので『ハイ』と」
――躊躇しなかったんですか?
「格闘技を初めて4年たったときに、そろそろ出るかという雰囲気になったので、出てみようかなと思っていたところでした」
■プロに専念するために環境を変えました。
――元々格闘技をやられていたんですか?
「やったことないです。テレビでもあんまり見たことがなく、いまだによく分かっていません(笑)」
――スポ−ツ歴はありますか?
「小さい頃にバスケットをしていたぐらいですね」
――今はどういったお仕事をしていますか?
「この前プロになったのをきっかけに、夜練習できるような環境にしました。これからはプロに専念しようと思っています」
――来年の目標は立ててますか?
「やることが多いので一つずつ課題をこなしていこうと思っています」
――闘いたい選手はいますか?
「特にはいません。みんな私より技術の凄い人ばかりなので、色んな人とやって勉強していきたいと思います」
(2009年12月20日、ジュエルス1周年パーティーで収録)
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