12月6日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE
2009 CHANGING TOUR 第5回ism主催興行』のメインイベント、ミドル級キング・オブ・パンクラス
タイトルマッチで王者・竹内出(SKアブソリュート)と対戦する金井一朗(パンクラスism)。4月の佐藤豪則戦では僅差の判定で敗れてしまったが、これまでに松井大二郎、金原弘光といったベテランファイターを破った実力は折り紙つき。初のメイン抜擢で念願のタイトル奪取なるか。急に開花した強さの秘密にも迫る。
PROFILE
金井一朗(かない・いちろう)
1982年11月15日、東京都大田区出身
身長174cm 体重85kg
2002年5月11日、KEI山宮戦でプロデビュー。
2008年10月1日、金原弘光に判定勝ち。
2008年12月7日、松井大二郎からTKO勝ち
MMA戦績:22戦10勝9敗3分
パンクラスism所属
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■パンクラス入門後、身体に異変!!
――格闘技を始めたきっかけから教えて下さい。
「中学生の頃にちょっとだけプロレスを見始めたんです。それからパンクラスがあるのを知って憧れました。高校生ぐらいのときに本当に入りたいと思うようになり、卒業してから5月に入門テストを受けました」
――自分の気持ちを動かす試合は何でしたか?
「一番かっこいいと思ったのは鈴木みのるさんの試合でしたね。鈴木さんがトーマス・プケット(1994年4月21日)と戦った試合でクロックヘッドシザースから腕十字をズバッと決めて凄くかっこよかったんです」
――金井選手にとってパンクラスというのはどういうイメージだったのでしょう。
「プロレスラーというと超人的なイメージがありました。パンクラスというのはプロレスラーが真剣勝負をやっているというイメージがあり、そこに惹かれました」
――当時はリングスやUWFインターといったU系列の団体があったと思います。
「リングスはありましたね。UWFインターは僕の記憶になく、パンクラスだけが真剣勝負を謳っていたと思います」
――もし、パンクラス入門の道がなければ、将来的に何をしていたと思いますか?
「僕は柔道部に入っていて団体で関東大会に出ていました。柔道推薦で大学に行く人が周りには多かったので、何もやることがなかったら大学に進学して柔道を続けていたのかもしれないですね。その後は何をしたいかというのは特にありませんでした」
――プロ格闘家になることで両親の反対はありませんでしたか?
「意外と普通の家庭よりも反対はありませんでしたね。父親は『大学を一つぐらい受けておけ』と言っていたんですけどね。学校の先生も心配して、大学に行っておけという感じでした。僕は勉強も好きではなく、柔道は一生懸命やっていたんですけど個人では成績を残せませんでした。ますますパンクラスに入りたいという思いが強くなりましたね」
――実際にパンクラスに入門して、想像していたことと現実とでギャップは感じませんでしたか?
「なかったですね。入門してから道場生が夜逃げをするといった話は聞きましたけど、僕は何があっても逃げないという決意をして入門テストを受けましたから」
――実際に逃げ出そうと思ったことはありませんでしたか?
「精神的には大丈夫だったつもりだったんですけど……、パンクラスに入って2、3カ月した頃に…
金井一朗インタビュー内容
■パンクラス入門後、身体に異変!!
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■ボクシングマニアの金井が見た“内藤大助対亀田興毅戦”
■総合格闘技に一区切りついたら●●に転向か!?
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