激戦区と言われている新日本キックボクシング協会ライト級のトップランカーに上り詰めた勝次。普段は鴇稔之氏が主宰するKickboxでトレーナー業を務めている。”キックボクシング一色”の生活を送っている勝次が狙うのは、先輩であり”絶対王者”石井宏樹が巻いていたライト級のチャンピオンベルト。”来年は飛躍の年にする”と意気揚々と語った勝次に、今後の目標を聞いてみた。
勝次(かつじ)
大阪府出身 22歳
身長 174cm
2006年5月21日 プロデビュー
戦績 13戦7勝(2KO)1敗5分
現 日本ライト級3位
新日本キックボクシング協会/藤本ジム所属 |
■キックボクシング一色の生活を送ってます
ーー普段はkickBoxでトレーナーをなされていると聞いています。トレーナーを務めるきっかけを教えてください。
「一番のきっかけは、会長の鴇さんとの出会いです。17才の時に、タイでアマチュアムエタイの世界大会に出場した時にお世話になりました。
その後、自分は地元神戸でスポーツ&フィットネスの専門学校に入学し、藤本ジムから新日本キックボクシング協会でデビューしました。そして専門学校を卒業する時期に鴇さんから『KickBoxジムを出すから来ないか』とお誘いいただいたのをきっかけに、上京して鴇さんの下で頑張ると自分の道を決めました」
?ーー所属は藤本ジムですが、自身の練習は藤本ジムで練習をなさってるんですか?
「KickBoxの営業時間が14時〜22時半なんですが毎日いるので、藤本ジムには行けたり行けなかったりです。午前中は一人で走ったり、最近ではジム仲間の緑川創(ウェルター級チャンピオン)さんと週2、3回朝練してます。
練習量は実際少ないですが、一日中キックボクシング一色だし、藤本ジムに行けばスゴイ先輩方がいっぱいいるし、KickBoxでもずっと鴇さん・楠さんの下でいれますし環境は最高だと思ってます」
?ーー選手兼トレーナー、両立していくのは大変ですよね。うまくやっていく秘訣はなんですか?
「秘訣というのは考えてないですが、楽しむ事ですかね。教えるのも好きなんですが、KickBoxで働きながらも鴇さんの話を聞いたり、練習生と触れ合う中で、自分も勉強する事がいっぱいあるので、選手としてのモチベーションも高く保てています。毎日何時間もミットを持つのは確かに大変ですが、周りの皆様の助けがあってやっていけています!」
■来年は飛躍の年。タイトルマッチに挑戦したい!
ーー選手としての目標を聞かせて下さい。
「新日本キックのチャンピオンになる事は最高の恩返しになると考えているので、チャンピオンには必ずなります! 現役である内の目標は、【200人の応援団を引き連れて、後楽園ホールでいい試合をして盛り上げる事】です! 」
ーー今一番欲しい物はなんですか?
「今はチャンピオンになる事だけを考えてるので、物欲は抑えるようにしてます(笑) 」
ーー今年も残すところあとわずかです。振り返ってみていかがでしたか?
「今年は初めて日本ランカーに入れました。そして12月、1年の締めである藤本ジム主催興行の試合で勝って、日本3位になれたので、着実にステップアップした年でした!今年の目標であった、トップランカーになる事が達成できたのでよかったです!」
ーー来年の抱負を聞かせてください。
「飛躍の年です。タイトルマッチに絡みたいです」
ーー最後に一言お願いします!
「一生キックに携わっていこうと思っています!これを期に名前を覚えてください。目黒藤本ジムの諸先輩方に続いて有名になるように精進していきますので、よろしくお願い致します!」
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