8月16日(日)、オランダ・ヒルフェルムス市内パーク「M-1チャレンジ 2009 vol.7 オランダ大会」に出場する川口。昨年はDEEPメガトンGPで優勝を果たして、初代DEEPメガトン級王者となった。貴重な日本人ヘビー級ファイターとしてVS世界を視野に入れる川口にとって、世界各国から強豪選手が集まるM-1チャレンジは大きなアピールの場となるか?
川口雄介(かわぐち・ゆうすけ)
1980年8月14日、秋田県出身
柔道をバックボーンに持つヘビー級ファイター
過去に貧乏格闘家としてバラエティ番組「銭形金太郎」に出演した経歴あり
2007年4月13日、DEEP29でプロデビュー
2008年3月からスタートしたDEEPメガトンGPでは見事に優勝
無敗のまま初代DEEPメガトン級王者となる
2009年4月29日、M-1チャンレジでロボ・ブロートンに判定負け
通算戦績:8勝1敗
池袋BLUE DOG GYM所属 |
■M-1チャレンジで勝ってDEEPの防衛戦にも弾みをつけたい
ーー前回の試合は判定負けでしたが、試合が終わった後はどんな感想を持ちました?
「顔でパンチをブロックするのは辞めようと思いました(苦笑)」
ーー打たれ強さに自信を持ち過ぎていたということですか?
「決してそういうわけじゃないですけど、もっと相手のパンチにカウンターを合わせたり出来れば良かったのかなと思います。そうすればもう顔面でブロックしなくてもいいし、今回はそういう練習もやってきました」
ーー前回の試合はどういったところに敗因があったと思いますか?
「全体的に相手に劣っていたんだと思います。だから僕が負けただけですよ」
ーー川口選手は次の試合に向けてどんな練習に力を入れてきましたか?
「普段の練習に加えてウエイトトレーニングのやり方なんかも少し変えてやりました」
ーーやはりヘビー級で戦う上でフィジカル強化は絶対に必要ですか?
「そうですね。やっぱりフィジカルが強くて体重もないと厳しいですから。あとは見た目の部分でも外国人選手には負けたくないなと(笑)」
ーー見た目も大事だということですね(笑)。
「しっかりと肌も焼いて真っ黒にしています(笑)」
ーー対戦相手の映像はご覧になりましたか?
「前回の日本大会にも出場していた選手なので、どういう相手なのかはある程度分かっています」
ーー記者会見では佐伯繁監督が「M-1チャレンジはチャンスになる」と発言していましたが、この試合を機にもっと飛躍したいという気持ちはありますか?
「M-1チャレンジは世界100カ国で放送されるそうなので、世界に面白い日本人がいるなということを少しでもアピールしたいですね。まあこれだけ色が黒かったら、あいつはどこの国の選手だ!?と思われるかもしれないですけどね(笑)」
ーー川口選手はM-1チャレンジの後にDEEPメガトン級王者として防衛戦も控えています。
「この後に防衛戦があるということを頭において練習もしてきたので、M-1チャレンジで勝って防衛戦に弾みをつけたいと思います」
(2009年8月7日、DEEP OFFICIAL GYM IMPACT 囲み取材にて収録)
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