12月19日(土)東京・ディファ有明で開催されるDEEP事務局『DEEP
CAGE IMPACT 2009』で山崎剛と対戦する北田。2006年度のフューチャーキングトーナメント王者は今年に入り覚醒! 外国人選手を相手に一本勝ちを量産している。過去に敗れている山崎にリベンジを果たし、このままベルト、そしてビッグイベントへの階段を駆け上がるか?
北田俊亮(きただ・としあき) 1980年12月9日、千葉県出身 身長166cm、試合体重65kg 柔道13年のキャリアを持ち、2004年から総合格闘技を始める。 2005年6月5日、パンクラス
ネオブラッドトーナメントでプロデビュー。 2006年12月、DEEPフューチャーキングトーナメントで優勝。 2009年は外国人選手を相手に3連続一本勝ちで連勝街道を突き進む。 MMA戦績:16戦10勝4敗2分 パラエストラ松戸所属 |
■山崎選手とは全局面で勝負して、会場を盛り上げたい ーーDEEP初の金網の大会で山崎剛選手との対戦が決まりました。 「まず試合を組んでくれたDEEPの関係者のみなさん、そして試合を受けてくれた山崎選手、ありがとうございました。僕はDEEPのベルトやDREAMといった先を見据えてやっているので、次に向けていい内容の試合が出来ればいいなと思っています。ここまで結果を出してきましたが、次で負けたら意味がないと思っているんで、最高の試合をして勝ちたいと思います」 ーー対戦相手として山崎選手にはどんな印象を持っていますか? 「名前もあるベテラン選手で、全局面で強い選手ですよね。でも僕もこの2年ちょっとですごく進化したと思っているんで全局面で勝負したいと思います」 ーー今年に入ってから北田選手は絶好調です。自分では何がその理由だと思いますか? 「まず去年は怪我があって十分な調整が出来ない部分があったんですね。それで徐々に怪我が治ってきたところで三島☆ド根性ノ助選手と試合を組んでもらって、負けはしたんですが。三島選手のような強い選手と戦えたことはいい経験になりました。またYBT(※ロータスパラエストラ世田谷でのプロ練習)やパラエストラ松戸で世界のトップ選手たちと練習させてもらって、それで自分を進化させることが出来ていると思います」 ーー山崎選手とは2年前に対戦して敗れていますが、2年前とはどこが一番変わりました? 「技術もそうですけど、気持ちもあの時より遥かに強くなっていると思います。あとはパワーですね。フィジカルはかなり練習をやりこんでいるんで、(山崎選手が)組んだ時に分かると思うんですけど、パワーにはかなり自信があります」 ーー今回は再戦であり、金網での試合にもなります。どんな試合展開になると予想されていますか? 「金網の試合ですが、僕は特に意識していません。金網だからといって変化するわけではないですし、ヒジ打ちも急に練習して出せるものではないと思います。だから山崎さんと本当にいい試合をして、会場を盛り上げられたらなと思います」 ーー北田選手はアマチュア時代に含めて、現DEEPフェザー王者の大塚隆史選手に2戦2勝という結果を残していますが、DEEPのベルトは明確に視野に入っていますか? 「はい。山崎選手にきっちり勝ったら、次はDEEPのベルト、そしてDREAMを目指したいと思っています」 (2009年11月20日、DEEPオフィシャルジムIMPACTでの記者会見にて収録) |