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 3月29日(日)東京・ディファ有明で開催されたKGS『R.I.S.E.53』にて、Parazinho(ブラジル/Stone)を1R2分21秒、KOで破り7戦7勝(4KO)とデビュー以来の無敗記録を更新した小宮山。幼稚園から始めた空手で優勝回数は66回という“天才空手少年”は、プロの世界でも大活躍中だ。空手時代から独創的な技を使っていた小宮山は、R.I.S.E.のリングでも空手を活かしたさらに独創的な技術を磨いていた。

小宮山工介(こみやま・こうすけ)
1986年12月16日、長野県出身
身長171cm、体重60kg
幼稚園の年中時代から始めた空手(父親が道場主)で
計60回以上の優勝を果たして天才空手少年と呼ばれる
一時期は極真会館総本部に所属して2005年と2006年の
全日本ウェイト制大会で連続ベスト8入り
兄・大介がプロデビュー戦でKO負けしたことにショックを受け、
2007年2月に自分もプロデビューを決意した
同年9月16日「KAMINARIMON CLIMAX’07」60Kg級トーナメント優勝&MVP獲得
同年12月16日、21歳の誕生日にR.I.S.E.でプロデビュー
2008年8月30日、新人王戦の「RISING ROOKIES CUP」60kg級で優勝
同年11月30日にはM-1スーパーフェザー級王者を破る
戦績:7勝(4KO)無敗
北斗会館所属

■正拳突きだけでボクシングをやろうとしていたが、それは違う

ーー昨年11月30日の試合ではデビューから6戦目にしてM-1スーパーフェザー級チャンピオンの長崎秀哉選手から勝利を奪いましたが、実は怪我をしていたそうですね。

「はい。試合まで1カ月を切ったくらいの時に、足の靭帯を切ってしまったんです。歩くのもキツいくらいでした。でも、そうやって追い込まれた時の方が力が発揮できるというか、いま思えば逆によかったのかもしれないですけれどね。その後、休息にもなりましたし」

ーーでも、そんなことを感じさせない試合ぶりでした。

「相手がチャンピオンということで、全部出そうと思っていました。僕の今までやってきたことを全部ぶつけられる相手だなって。そう思ったら勝ち負けというよりも楽しみの方が大きくなって、ワクワク感がありました。開き直れましたね」

ーー3分3R、ずっと攻めまくっていて凄いスタミナだと思いましたよ。

「そうですね。あの時は痛み止めを打ってもらって試合をしたんですが、終わった後は凄く痛みが出てきてしまって、最後はおぶって運ばれていました。お客さんにはそういう弱いところというか、だらしない姿は見せたくなかったので平気なふりをしていましたが、舞台裏では酷いことになっていたんです(笑)」

ーー長崎戦でも見られましたが、最近、飛びヒザ蹴りをやるとリングの外に飛び出しそうになってしまいますよね。

「ああ、ありましたね。ロープの位置を少し上げてもらいたいです(笑)。僕は空手がベースじゃないですか。空手の試合ではロープが無いのであまり意識していないというか、相手を見てしまうとロープの位置とかを気にしていられないんです。

 ロープ際に相手がいて、もう動けないから突っ込もうと思って飛ぶと相手も避けてしまうので……あれは僕もビックリしました。長崎戦ではロープの外に落ちてしまって、ちょっとボーッとしてしまいましたね。ダメージがありました(笑)」

ーー跳躍力があるから仕方ないですね。

「去年、布施さんとやった時も落ちかけたんですが、長崎戦では本当に落ちてしまいましたからね。でも、慣れてくればコントロール出来るようになると思います」

ーーこれまで7戦やってみての感想は?

「調整の仕方が段々と分かってきました。アマチュアでも7戦くらいやりましたが、やはりアマとプロでは全然違います。段々とプロの試合の調整の仕方に慣れてきたと思います。あと、会場の雰囲気にも慣れてきました。見ているのと自分がやるのとでは違うので、それが自分の中で分かってきたと思います」

ーー最初の頃はだいぶスタミナ切れの試合もありましたよね。

「スタミナ配分はあまり考えていないんです。最後は切れてしまうかもしれませんが、3分3Rフルに動けないとプロとしてはダメだと思います。とか言いながら、切れてしまうこともあるんですが(笑)」

ーー空手の技は活かせていると思いますか?

「はい、活かせるようになってきていると思います。ポイント・ポイントでタイミングが分かるようになってきました。これはイメージなんですが、胴廻し回転蹴りとか後ろ蹴りという大技のカードがあるとするじゃないですか。

 それを最初に出してしまってもいいんですが、タイミングで出すという感覚が分かってきました。カードを持っていて、このタイミングでこのカードを出そうとか、引き出しを開けるような感じが最近はあるような気がします」

ーー顔面パンチに対する慣れは?

「当時は大丈夫だと思っていたし、全然平気ですとか言っていたんですが、今になって考えるとあの当時よく顔面に対応できていたなと思います。最近、ボクシングの選手とボクシングのスパーリングをするようになって、あの当時はまだ顔面に慣れていなかったんじゃないかって考えるようになりました。

 多分、また1〜2年後の僕だったら、今の僕もまだ慣れていなかったんじゃないかって思うかもしれないですけれどね」

ーー最近、ボクシングのスパーリングをやっているんですか?

「はい。試合を想定した本気のスパーリングをやったりしています。やっぱり全然違いますね。パンチだけのスパーリングは難しいですが、慣れてはきていると思います。パンチが見えるというよりは、感覚でかわすというか」

ーーボクシングをやってみて、やっぱり空手の打ち方とは全然違うと思いましたか?

「それはあります。でも、パンチって空手で言うと正拳突きじゃないですか。僕は正拳突きだけでボクシングをやろうとしていたんですが、それは違うということに気付きました」

ーーどういう意味ですか?


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小宮山工介インタビュー内容
■正拳突きだけでボクシングをやろうとしていたが、それは違う(前編)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
正拳突きだけでボクシングをやろうとしていたが、それは違う(後編)
■年末までにR.I.S.E.のベルト、ゆくゆくはK-1の60kgに出たい

      
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