11月23日(月・祝)東京・JCBホールで行われる『プロフェッショナル修斗公式戦 REVOLUTIONARY EXCHENGES 3』では“修斗VSパンクラス”として、清水清隆と対戦することが決まったマモル。修斗2冠王としてパンクラス勢を迎え撃つ形となったマモルは対抗戦への意気込みを誰よりも熱く語った!
マモル(まもる)
1977年5月29日、神奈川県出身
身長162cm、試合体重56kg
1999年7月、修斗でプロデビュー
2000年12月、秋本じんを下して、無敗のまま初代世界フェザー級王者となる
2001年11月、大石真丈に敗れて初防衛に失敗。バンタム級に転向にする
2003年12月、漆谷康宏に判定勝利、初代世界バンタム級王座を獲得して2階級制覇を達成
2006年10月にBJに敗れるまで、同タイトルを2度防衛する
2009年からはシュートボクシング(SB)にも参戦、初戦で暫定王者だったえなりのりゆきを撃破
ここまで3勝1敗の成績を残し、SB日本スーパーバンタム級2位となる
2009年10月、バーリトゥードジャパンでは久々の修斗公式戦でジェシー・タイタノにKO勝利
修斗戦績:21勝5敗3分
修斗世界バンタム級6位
SB日本スーパーバンタム級2位
シューティングジム横浜所属 |
■舐められないように、きっちりと結果を出したい
ーー今回は対抗戦という形になりましたが、パンクラスという団体にはどんなイメージを持っていましたか?
「う〜ん、難しいですね…実はあんまり気にはしていなくて、選手も知らないんですよ。今回の対戦相手(清水清隆)も名前を聞くまでは知らなかったですし、自分の中にはあまり情報がない感じです。選手のことは分からないですけど(パンクラスは)昔からあって、過去には因縁めいたものもあったのかなと。今はそこまでじゃないかもしれないですけどね」
ーーではあまり対抗戦という意識はない?
「誰が相手でも負けられないのは当然のことなんですけど、対抗戦ということでそれがより強いというのはありますよね。こっちは修斗で2階級を取っているんで、清水選手はパンクラスでランキング1位かもしれないけど、修斗の代表として少し差があるところを見せないといけないのかなという責任感はあります。僕は自称・修斗チームの大将気分なんで(笑)、その意気込みも含めて(清水に)ぶつけたいと思います」
ーー記者会見ではパンクラスの坂本靖氏から「プロイズムという部分ではパンクラスの選手の方が修斗の選手よりも出していけると思います」という言葉がありましたが、それについてはどう感じますか?
「自分たちは修斗代表として選ばれた部分もあるんで、シューターとしての誇りを持って挑みたいなと思います。(朴の「修斗は1回、試合を落としちゃうと、なかなかチャンスが回ってこないという部分があるんで」という発言を受けて)僕らは生き残りをかけて、試合をやっている部分が強いんですよ。どこがプロ意識かという違いもあるんで、一概には言えないですけど、シューターにはシューターのプロ意識があるはず。自分はそれを試合で示したいです」
ーー対戦相手の清水選手の情報はどのくらい入っているんですか?
「最初に話した通り、ほとんど情報がないですね。映像を見たのもケージフォースで漆谷康宏選手とやった試合で、清水選手がカットしてすぐに試合が終わっちゃうんですよ。だから準備として、もう少し試合を見たいなという感じです」
ーー同じく対抗戦に出場する朴光哲選手は「男と男の戦いを見せたい」と言っていましたが、マモル選手はどんな戦いを見せたいですか?
「分かりやすい図式ではアフロと坊主の戦いですかね(笑)。僕は自分がやってきたことに自負があるし、修斗2階級王者というものはベルトがなくてもついて回る肩書きだと思うんで、舐められないように、きっちりと結果を出したいです」
(2009年11月16日、修斗GYM東京での記者会見後、囲み取材にて収録)
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