12月11日(金)東京・新宿FACEで開催されるマーヴェラスジャパン/DEEP事務局『女子総合格闘技団体ジュエルス
6th Ring』で山田よう子(PUREBRED)と対戦するMIYOKO(GRABAKAジム)。グラップリングや柔術大会で実績を積むGRABAKAジム期待の女子選手が遂に総合デビュー。パワーファイターを相手に一本を狙うか。
■顔面打撃の恐怖心は一掃し、調整は十分
――明日は念願のプロデビュー戦ですね。
「凄く緊張してます!」
――今まではオープニングでヘッドギアの試合やグラップリングルールが多かったわけですが、打撃には慣れましたか?
「みっちりやってきました。私は寝技だけの選手だと思われているので、打撃もガンガンいきたいと思います」
――以前の試合の感じではパンチに抵抗があるように見えました。
「そうですね。でも怖がっている場合じゃないので、怖がらずにいきます」
――どうやって顔面打撃の恐怖心を取り払ったのでしょう。
「修斗で活躍している同じジムの戸澤(真澄美)さんにガンガン顔面を打ってもらって恐怖心を取り払いました」
■親、会社にバレルのはNG!!「バレたらチケットを買ってもらいます(笑)」
――GRABAKAジムでは期待の柔術家なんですよね。
「青帯で下っ端なので、そんなことはないですよ。でも、みんなに応援してもらっているので、試合で勝って少しでも先生や仲間に恩返し出来たらいいなと思っています。ちなみに明日は20人ぐらい仲間が応援に来てくれるんですよ」
――GRABAKAジムといえば、仲間の連帯感が凄いですよね。元々どうしてGRABAKAに入会されたんですか?
「柔術をやってみたかったんです。あとは美容とダイエットのためですね」
――なぜプロになろうと思ったんですか?
「やっていくうちにもうちょっと強くなりたいなという思いがありました。たまたまスマックガールのグラップリングトーナメントに出させていただく機会がありまして、こんな華やかな舞台で試合がしたいなと思ったのがプロを目指したきっかけでしたね」
――プロになることで親の反対はなかったですか?
「親にばれることはNGです(笑)。会社にばれることもNGです」
――NG!? めちゃくちゃ本名で出てますよね?
「アマチュアで柔術をやっているのはみんな知っているんですけど、プロで出ているのは伏せています」
――それでMIYOKOというリングネームに(笑)。えっ、でも関係者が写真見たらバレますよ?
「ねぇ、どうしよう。バレたらチケット買ってもらいます!」
――そういう問題じゃないと思うんですけど……。
「ケガとかしなければ大丈夫だと思います。親孝行の一環だと思っていますから」
――なるほど。くれぐれも顔に青タンを作らないように気をつけてください。早いですけど、来年の目標は立ててますか?
「明日の試合のことでいっぱいいっぱいなんですけど、来年もケガがなくいい練習といい試合が出来たらいいですね」
(2009年12月10日、ジュエルス前日計量の取材で収録)
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