8月16 日(日)、オランダ・ヒルフェルムス市内パーク「M-1チャレンジ 2009 vol.7 オランダ大会」に出場する水野。前回のM-1チャレンジ日本大会では試合開始直後にKO勝ちのチャンスがあったものの、最終的には逆転負けを喫してしまった。あの敗戦を糧に自分の課題を見つけた水野は「今回は自信もあるので結果を残したい」とオランダに乗り込む。
水野竜也(みずの・たつや)
1981年6月2日、茨城県出身
身長186cm、体重97kg
中学から柔道を始めて、高校〜大学〜実業団で活躍する
2006年9月16日、パンクラスでプロデビュー、桜木裕司に判定勝利を収める
2007年5月30日、パンクラスヘビー級タイトルマッチでアスエリオ・シウバと対戦してTKO負け
2008年3月15日、DREAM旗揚げ戦でミルコ・クロコップの対戦相手として名乗りを上げる
2009年4月29日、M-1チャレンジでトム・ブラックレッジに一本負け
通算戦績:6勝5敗
U-FILE CAMP所属 |
■M-1をキッカケに大きなイベントで試合を出来る選手になりたい
ーー4月の試合では逆転負けという悔しい結果に終わりました。
「改めて勝つことが難しいなと感じました。なので今回もアグレッシブには戦おうとは思いますが、その中でポカをしないように慎重にいきつつも大胆に戦いたいと思います。それできっちり勝ちます」
ーーやはり前回の試合で序盤にKO勝ちのチャンスがあって、それを凌がれたことは反省点になっていますか?
「はい。ああいう場面で試合を終わらせられない技術のなさを感じたので、そこを意識しながら練習もしてきました。今回は自信もあるので結果を残したいですね」
ーーでは最も力を入れて練習してきたのはフィニッシュの動きですか?
「そうですね。極めの部分の技術、そしてどういうタイミングで勝負をかけるのかを考えながら練習してきました。行くべきところと行かなくてもいいところの見極めですね」
ーー対戦相手の映像はご覧になりましたか?
「最初に聞いていた相手から変わったようなので、まだ映像は見てません(苦笑)。ただこういう事態が起こるのもM-1チャレンジなので、特に動揺はしてませんよ」
ーー記者会見では佐伯繁監督が「M-1チャレンジはチャンスになる」と発言していましたが、この試合を機にもっと飛躍したいという気持ちはありますか?
「日本でも海外でも構わないので、大きなイベントで試合が出来るような選手になりたいですね。今、こうしてM-1チャレンジという舞台で色々な経験をさせてもらっていて、技術的にも精神的にも強くなっていると思うんですね。それでいつオファーがあっても、そのチャンスをモノに出来るようにしたいです」
(2009年8月7日、DEEP OFFICIAL GYM IMPACT 囲み取材にて収録)
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