8月15日(土)、オランダ・ヒルフェルムス市内パーク「M-1チャレンジ 2009 vol.7 オランダ大会」に出場する中西。柔道とサンボをバックボーンに持ちながら、パンチを主武器とすることから“和製ヒョードル”の異名を持つ。まだまだ潜在能力を発揮しているとは言いきれない中西だが、M-1の舞台でそのポテンシャルを発揮することが出来るか?
中西良行(なかにし・よしゆき)
柔道をバックボーンに持ち、
全日本サンボ選手権4連覇、世界サンボ選手権日本代表
ニックネームは“和製ヒョードル”
2007年9月15日、clubDEEP TOKYOの中村護戦でプロデビュー、3連勝を飾る
2008年7月17日、M-1チャレンジで水野竜也にKO負け
2009年7月12日、GRACHANで加藤実にパウンドでTKO勝利
通算戦績:4勝1敗
PRB所属
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■まだ試合で見せてない未公開の寝技がたくさんあります
ーー7月のGRACHAN、加藤実戦では見事なKO勝ちでしたね。
「ちょっと最初に相手のジャブをもらってビックリしてしまったんですけど、タックルが上手く決まってパウンドで仕留めることが出来たんで良かったなと思います」
ーー中西選手はグラウンド&パウンドで勝つのが理想なんですか?
「そうですね。パウンドで豪快にKOするのが僕の理想です。でも僕は練習では寝技の方が得意で、まだ試合では見せてない未公開の寝技もあるんですよ」
ーー秘策はたくさんある、と。
「はい。だからそれを次の試合では色々と試しようと思います。対戦相手が大きな選手なので少しでも打撃をもらうと危ないじゃないですか。だから今回は打撃をもらわないように寝技でも勝負したいなと思いますね」
ーー対戦相手にはどんな印象を持っていますか?
「最初に予定されていた相手が変わっちゃって、ほとんどまだ試合を見てないんですけど(苦笑)、体重が軽い選手に変わったみたいなんで、そこはやりやすいかなと思っています」
ーー次の大会で対戦するフランスはグループ1位のチーム。しかも世界100カ国で試合が中継される予定です。
「大チャンスかなと思います。ここをモノにすれば色々な団体からもオファーがあるかもしれないので勝ちたいですね。僕は前回のGRACHANもチャンスだと思って戦って、そこで勝つことが出来たからM-1のオファーもあったたと思うんですよ。だからこの試合も勝って、また次につなげるようにしたいです」
(2009年8月7日、DEEP OFFICIAL GYM IMPACT 囲み取材にて収録)
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