11月23日(月・祝)東京・JCBホールで行われる『プロフェッショナル修斗公式戦 REVOLUTIONARY EXCHENGES 3』では“修斗VSパンクラス”として、朴光哲と対戦することが決まった坂口。大石幸史の欠場を受けて、出場を直訴したという坂口は「パンクラスのために何かをしたいと思って、いてもたってもいられなくなりました」と“パンクラス愛”を持って対抗戦に挑む。
坂口征夫(さかぐち・ゆきお)
1973年7月26日、東京都出身
身長177cm、試合体重70kg
父親に元プロレスラーの坂口征二、弟に俳優の坂口憲二を持つ
中学・高校時代に柔道を学び、27歳で空手を始める
2006年、パンクラスゲートに出場し、KO勝利
2007年4月、パンクラスでプロデビューを果たす
2008年12月31日、大晦日Dynamite!!でアンディ・オロゴンと対戦
2009年6月、初代戦極ライト級王者・北岡悟と対戦し、アキレス腱固めで敗れる
MMA戦績:4勝5敗
坂口道場 一族所属 |
■俺は修斗に上がらなきゃいけない運命なんだなと感じました
ーー試合の話があったのはいつ頃だったんですか?
「先週の土曜日(11月14日)くらいですね。当初、10月に修斗とパンクラスの対抗戦があるかもしれないということで、(試合の)話をいただいていたんですよ。ただ10月3日にグラディエーターの試合が決まっていたこともあり、その時はグラディエーターさんの方を優先させて下さいとお断りさせていただきました。
それでチャンスがあれば、うちの松田(恵理也)を出してもらえませんかという話をしていたんですね。でも結果的にそれも実現することがなく、修斗に出ることはないのかなと思っていた矢先に今回の話があって。これは俺が修斗に上がらなきゃいけない運命なんだなと感じました」
ーー約1週間前のオファーですが、話を聞いた時はどんな心境でしたか?
「大石選手が欠場したという話を聞いて、当初はISAOでどうかということだったんですが、自分がいてもたってもいられなくなりました。(パンクラスの)坂本さんが困っている状況で、自分が何かパンクラスに対して何かしてあげたい、と。それで『自分がやらせてください』とお願いしました」
ーー準備期間は短い中でも試合をしたいと思わせる何かがあったんですか?
「修斗は本当にいいリングだと思っているし、ここは自分が出なきゃいけないだろうと思いました。グラディエーターの試合の後も怪我がなく、一週間だけ休んで、残り一週間で追い込めば、いい感じで試合に臨めると思います」
ーー対戦相手の朴光哲選手に対してはどんな印象を持っていますか?
「何度か試合を見させていただいて、自分が目指すスタイルの完成系だと思います。朴選手はボクシングとレスリングが強くてヒザ蹴りも上手い。朴選手の試合を見て、自分もああいう試合運びをしたいなと思っていたんです。だから(朴は)憧れではないですけど、目標にしている選手でしたね。そういう選手を相手にどれだけ立ち向かえるのか、やってみたいと思います」
ーーファイトスタイル的に自分と噛み合うと思いますか?
「はい。噛み合う試合になると思います」
ーー今回は修斗のリングに上がるということで、坂口選手のことを初めて見るお客さんもいると思います。そういう人たちに対して何を見せたいと思いますか?
「自分はいつもパンクラスでやらせてもらっている“殺るか殺られるか”の試合を修斗のリングで見せたいと思います」
(2009年11月16日、修斗GYM東京での記者会見後、囲み取材にて収録)
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