桜庭和志率いるLaughter7の一員として、“SAKUイズムの継承者”というニックネームが付いた佐藤。一時は負けと引き分けが続いて低迷していたが、2008年10月からは4連勝、パンクラスでのタイトルマッチも経験した。『戦極』デビュー戦は敗れたが、今後の期待株である。
佐藤豪則(さとう・たけのり)
1985年5月8日、秋田県秋田市出身
身長177cm、体重85kg
桜庭和志に憧れて格闘家を志し、柔道を経て
2004年4月に高田道場に入門
同年12月18日、DEEPフューチャーキングトーナメント82kg級優勝
2006年春、桜庭と共に高田道場を退団、フリーとなる
2007年9月、桜庭が結成したチーム桜畑に所属(後にLaughter7となる)
2009年8月8日、パンクラスのミドル級タイトルに挑戦するもドロー
2009年9月23日、戦極に初参戦してジョー・ドークセンにTKO負け
戦績9勝6敗
Laughter7所属 |
■古賀稔彦さんに“お願いします!”と言ってみたんですが……
ーー戦極にはどんな印象を持っていますか?
「シリアスというか実力主義というか……本当に強い者だけが生き残るみたいなイメージがあります。あとはドンキホーテのイメージが強いです(笑)。ドンキ行くといっつも宣伝してますよね」
ーードンキはよく利用されるんですか?
「たまに行きますね(笑)」
ーー対戦したジョー・ドークセンの試合映像を、携帯電話にダウンロードして見ていたそうですね。
「暇があれば見ていました。もう20〜30回は見たんじゃないですか。移動中とかにも見てましたから」
ーー相手選手を徹底的に研究するタイプなんですね。
「僕はけっこう見るようにしています。竹内選手との試合と、DEEPの時の試合を見ましたね」
ーー8月8日パンクラスでの竹内選手とのタイトルマッチは、竹内選手をピンチに追い込みながらも2Rにポカ(竹内のパンチを目にもらった佐藤が竹内から目をそらしてレフェリーにアピールしてしまい、反撃を許した)をしてしまいました。
「あの2Rがなかったら勝っていたと思うので悔しいです。周りの人からは“勝てたんじゃない?”という評価をもらいましたが、形としてベルトを獲れなかったので……。
その時は何で引き分けなんだろうと思いましたが、よく見たら自分の気が緩んでいたのが悪いので。勉強になりました。次からはそういう精神面の甘さをなくして、ビシッと気持ちを固めて臨もうと思います」
ーー10月17日のパンクラス新宿FACE大会では、お兄さんの豪選手もデビューしていますね。刺激になりますか?
「はい。以前にも総合の試合をやっていますが、あの時よりは技術が付いていると思います。でも、僕たちからすればまだまだなので、もっと詰めないといけませんね」
ーー一緒に練習もされているんですか?
「はい。ここ(Laughter7)で週に3〜4回一緒にやっています」
ーー格闘兄弟なんですね。
「そうですね。柔道もずっと一緒にやっていましたし」
ーー今日はその辺の話もお聞きしたいのですが、柔道はいつから始めたのですか?
「小学校2年生の時からですね。当時、身体が大きかったので一緒のクラスの柔道をやっていた子から“柔道をやってみたら?”と誘われたのがきっかけです。そうしたら身体が大きいから勝てるので、面白いなと思って」
ーー柔道はどれくらい続けたんですか?
「高校を卒業するまでです」
ーー最高戦績は?
「インターハイでベスト16です……
佐藤豪則インタビュー内容
■古賀稔彦さんに“お願いします!”と言ってみたんですが……(前編)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■古賀稔彦さんに“お願いします!”と言ってみたんですが……(後編)
■サンチアゴ、瀧本誠、石井慧、近藤有己とやってみたい
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