7月26日の『RISE 57』にて、日菜太からダウンを奪って破ったこともある強打者CRAZY884を、立ったまま失神させるという戦慄のKO劇を生み出した里獅ZLS。伊藤隆代表も太鼓判を押す、今後のRISE70kg級の中心選手となっていきそうな彼をクローズアップ。里獅ZLS、この名前を覚えておいて損はない。(写真提供=KGS)
里獅ZLS(さとしゼロス)
1985年11月13日、新潟県出身
身長178cm
戦績:6勝(2KO)1敗
チーム・ゼロス所属 |
■リングの上では自分の判断で駆け引きをする。そこが楽しい
ーー「里獅ZLS(さとしゼロス)」というリングネームですが、どうしてこのリングネームを付けたんですか?
「自分の本名が敏(さとし)で当て字なんですが、なかなかいい漢字が見当たらなくて。それで身に付けているタイのお守りがあってその後ろを見てみたら、獅子のような絵が描いてあったんです。そのお守りを気に入っているので、じゃあ獅子の字を使ってみようかなと思いました」
ーー自分で考えたんですね。
「自分でとりあえず考えながら、会長と話をして“じゃあ、それにしようか”ということになりました。インパクトないですかね?」
ーーいや、充分にあると思いますよ。
「同じジムの敏暴ZLSがインパクトあるので、インパクト負けしているかな、みたいな(笑)」
ーーあ、その辺の微妙な対抗意識があるんですね。
「はい。ちょっとライバル意識が(笑)」
ーーまずはキックボクシングを始めたきっかけから教えてください。
「昔から格闘技が好きでやりたかったんですけれど、近くにジムがなかったんです。それでちょうど友だちと久しぶりに会った時に“いま格闘技をやってるんだよね”という話を聞いて、すぐに行ってみました。まだ今のジムが出来る前で、体育館を借りてやっていた時です。成人式のちょっと前くらいでしたね」
ーーその前は何かスポーツをやっていましたか?
「小学校からずっとバスケットボールをやっていました。県でベスト16とか32くらいまでしか行けませんでしたけれどね。昔からK-1とかプロレスを見るのが好きで、そんなにマニアではなく、やっていれば見るくらいでしたけれど」
ーーどんな選手が好きでしたか?
「魔裟斗選手は昔からずっと憧れというか凄い選手だなと思っていました」
ーー腕っ節に自信があって“魔裟斗より俺の方が強いんじゃね?”くらいに思っていました?
里獅ZLSインタビュー内容
■リングの上では自分の判断で駆け引きをする。そこが楽しい(前編)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■リングの上では自分の判断で駆け引きをする。そこが楽しい(後編)
■東京から距離が遠いからというのは言い訳にならない
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