6月28日(日)富山県・富山テクノホールで行われるDEEP事務局/クラブバーバリアン『DEEP
TOYAMA IMPACT』にて、徳蔵(東亜常真会)と対戦する誠悟。彼もまた富山県出身だ。DEEPに突如現れた謎の怪人メガトンファイターは、この試合に勝てばメガトン王座挑戦も見えてくるという。彼は一体、何者なのか?
誠悟(せいご)
1975年10月28日、富山県出身
身長178cm、体重115kg
全国体育系学生柔道体重別選手権95kg超級3位をはじめ、
学生・社会人を通じて柔道で輝かしい実績を残す
2006年6月、clubDEEP富山でプロデビュー
同年10月のDEEP26ではタカ・クノウをKO
怪我でメガトンGP出場ならず
勝ったり負けたりのメガトンファイターらしい試合を見せる
DEEP戦績:5勝4敗
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■柔道時代の得意技はバックドロップです
ーー誠悟選手が格闘技を始めたきっかけは?
「タイミングですね。昔からPRIDEとかを見ていて、PRIDEを見た時に“俺でもいけんじゃねえか?”みたいなのがあったんですよ。でも、なかなかそういう所に上がるチャンスってないじゃないですか。それでたまたま3年前、『clubDEEP富山』でバーバリアン西の相手がいないってことで3カ月前に話をもらって。
その時はもう柔道を引退していて、だいぶブランクがあったんですけれど、来たならやってみようかなと思って3カ月間ボクシングをやったんです。試合までボクシングだけやって、試合当日に初めてオープンフィンガーグローブを着けて初めてリング上で試合をしました。それからですね」
ーーなぜ試合の話が来たんですか?
「誰かいないか的なくらいの話で来たんじゃないですか。元々、しなし(さとこ)と知り合いだったので、しなしから佐伯さんに伝わったんじゃないですかね。しなしの方から“やってみれば?”と言われてやりました」
ーー地元では有名だったんですか?
「それなりに柔道でインターハイとか国体とか出ていたくらいですよ」
ーー柔道は何歳から始めたんですか?
「小学校2年生です。そこから大学を卒業して実業団までやりました。28歳くらいまでやってましたね」
ーー有名な選手と対戦した経験は?
「大学の練習ではしょっちゅうありましたよ。鈴木桂治とか。試合は団体戦ばかりだったので……柔道の世界では強いって言われている選手とはやっていましたけれども。オリンピックに出たとかいう人たちとはあまり当たらなかったですね。個人戦ではあまり上に上がれなかったので」
ーー団体戦のポイントゲッターみたいな立場だったとか?
「いや、違います。投げられない人です(笑)。俺の柔道のスタイルはやるかやられるかみたいな、今と一緒です」
ーー柔道時代の得意技は?
「バックドロップです。裏投げ。150〜160kgくらいのヤツだったら、平気でどんどん放っていましたけれどね。軽いですよ。原理さえ覚えれば」
ーー誠悟選手自身は何kgくらいだったんですか?
「今と変わらないですね。110kgくらい。楽勝で投げれましたよ」
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