10月24日(土)東京・ディファ有明で行われる「VALKYRIE
03」で大室奈緒子と対戦する関友紀子。キックや総合と様々なリングに上がり、1年間に10戦もこなした“鉄人”でもある。いまだに明かされていない彼女の素顔に迫った。
PROFILE
関友紀子(せき・ゆきこ)
1970年10月19日、東京都出身
身長147cm、体重47kg
会社近くにSOD総合格闘技道場ができたことで格闘技を始める。
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■習い事感覚で格闘技を始めたつもりが、プロの選手に
――GBRのインタビューには初登場ということで、まずは格闘技を始めたきっかけから教えて下さい。
「元々キックボクシングが好きで、その後にプロレスが好きになったんです。それで新日本プロレスから見始めて闘龍門にハマり、結構、会場にまで観戦しに行ってました。そんな時に、たまたま会社の近くに藪下(めぐみ)さんのやられていたSOD総合格闘技道場を見つけて、女子だけの道場ということもあり、せっかくなので思い切って始めることにしました」
――当初はストレス解消が目的だったり?
「そうですね。ダイエットやストレス解消といった習い事感覚で始めましたね」
――それが今ではプロの選手になりました。
「流れです(苦笑)。試合にはちょっとでも出たいなと思っていたら、プロという話にいつの間にかなっていました」
――格闘技をやるまで何かスポーツ経験はあったんですか?
「高校を卒業してからは何もやっていないです。高校ではバトミントン部だったんですけど、弱小で一回戦も勝てないような部活でした」
――バトミントン!? 今やられているキックや総合とはかけ離れたスポーツをやっていたんですね。
「そうですね。ただ元々アクション映画が好きだったので、小さい頃から強くなりたいという思いはあったんです。ジャッキー・チェンのようなカンフーに憧れてました」
――実際に格闘技を始めて周りの反応はどうでしたか?
「仲のいい友達に教えたら『絶対そういうのをやっているように見えない』と凄く言われました。親や勤めている会社の人には内緒でしたけど、試合に出始めたときにパンチもらって顔を腫らして会社にいくことがあったんです。それで……
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