8月2日の『KICKGUTS2009』WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント準決勝にて、NJKFバンタム級1位のTSUYOSHIに左ハイキックでダウンを奪われながらも、ヒザ蹴りで逆転KO勝ちするという“キックガッツ”を見せた島んちゅ。9月23日(水・祝)東京・後楽園ホールで開催されるNJKF『WBCムエタイルール日本統一王座決定戦〜ROAD TO REAL KING 11〜』では、あのTOMONORI(OGUNI)と決勝戦を争う。沖縄からやってきた“琉球サイボーグ”はどんな人物なのか?
島んちゅ泰(しまんちゅ・ゆたか)
1980年5月10日、沖縄県出身
2005年8月14日、プロデビュー
MA日本バンタム級2位
身長172cm
戦績:12勝(4KO)4敗3分
真樹ジムオキナワ所属 |
■TOMONORIにはパワーだったら負けない!
ーー非常に個性的なリングネームですが、最初は本名で出場していましたよね。なぜリングネームに変えたんですか?
「トレーナーと話をしていて、RIOT(真樹ジムオキナワ=現MA日本フェザー級王者、元バンタム級王者)みたいなリングネームを付けたら変わるんじゃないかということで、いろいろと話をしていたんです。それでたまたま“しまんちゅ”という言葉が出た時に、安里会長がそれを聞いて“おっ、ピンと来た”と言われてそれで決定しました」
ーーRIOT選手がリングネームを付けたことで、何かいいことがあったからですか?
「いや、そういうわけではないんですが、島田(本名)って普通の名前なのでインパクトのある名前を、みたいな感じで」
ーー本人は気に入っていますか?
「はい。リングに上がった時、“しまんちゅ”って呼んでくれる人がいるので嬉しいですね。気に入っています」
ーー次回はTOMONORI選手との試合が決まりましたが、どういう印象を?
「凄く上手い選手だなと思いますが、早く試合をやりたいです。あんな上手い選手と試合をすれば自分のレベルも上がるので、試合が待ち遠しいですね。テクニックとスピードが凄いなと思います」
ーーTOMONORI選手はキックボクシング界でも名前のある選手ですが、一発喰ってやろうというお気持ちは?
「もう全然あります。KOすれば俺の名前が上がるかなくらいに思っていますよ」
ーートーナメントの組み合わせが決まった時に、決勝戦で彼と対戦すると思っていましたか?
「絶対に上がってくると思っていました。最初からターゲットにしていました」
ーーどういう試合をしたいですか?
「俺、いつも試合をする時は何も考えていないというか、作戦とかを考えないんです。だからどうしてやろうは特にないですね」
ーーTOMONORI選手の持ち味がスピードとテクニックなら、それに何で対抗しますか?
「パワーのみです(笑)」
ーーパワーは自信ある?
「パワーだったら負けないだろう、と思っています。それでどうにかしてやろうと思っていますね」
ーーパワーを付ける特殊な練習はしていますか?
「特にはやってないんですよ。ウェイトとかもやってないですし。ナチュラルですね」
ーー沖縄のジムでの練習はオーソドックスなんですか? 何か変わったことをやるとか。
「他とそんなに変わらないと思いますね」
ーー今回はWBC日本のベルトが懸かった一戦になります。
「まず日本チャンピオンになるのは通過点として……
島んちゅ泰インタビュー内容
■TOMONORIにはパワーだったら負けない!(前半)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■TOMONORIにはパワーだったら負けない!(後半)
■体重80kgから53.52kgのバンタム級まで驚異のダイエット
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