12月19日(土)東京・ディファ有明で開催されるDEEP事務局『DEEP
CAGE IMPACT 2009』で松本晃市郎と対戦する杉内。青木真也と同年にフューチャーキングトーナメントで優勝し、そのポテンシャルを高く評価されていた杉内だったが、度重なる怪我の影響でなかなか結果を残すことが出来なかった。しかしその怪我も辛抱強い治療により回復に向かっているという。ライト級時代にはタイトルマッチも経験している松本を相手に杉内は完全復活をアピールできるか?
杉内勇(すぎうち・いさむ)
1978年2月16日、埼玉県出身
身長170cm、体重69kg
日本拳法13年と柔術の経験があり、
2003年にDEEPフューチャーキングトーナメント69kg以下級で優勝
その後はDEEP、パンクラス、MARSといった様々なリングで活躍を続ける
総合戦績:8勝8敗3分
Team-ROKEN所属 |
■ずっと怪我で苦しんだけど、今回は最近の試合にないぐらい動ける ーー4月5日のSWAT!以来の試合で、松本晃市郎選手との対戦が決まりました。 「怪我の影響でここ何戦かは落としてしまったんですが、やっと怪我が治ってきて、ここまで万全の状態で来ています。今回はパンチも走っているので、KO狙いで行きたいと思いますね」 ーー怪我自体はかなり重かったんですか? 「そうですね。ヘルニアなんですけど、最近は体がボロボロのまま試合をしているような状況でした(苦笑)。正直、完治はしてないんですが、いい治療院と治療方法を見つけたんですね。だからそこでしっかりと治してもらって、試合までにはいい状態を作りたいと思っています。今回は最近の試合にはないぐらい動ける状態に仕上がっていると思いますよ」 ーー松本選手にはどんな印象を持っていますか? 「初めて試合を見た時から(松本は)戦ってみたかった相手ですね。松本選手は凄いカウンターを打ちますが、僕もカウンターが得意なのでそれを比べてみたいと思っています」 ーー松本選手のカウンターと比べて、自分のカウンターのどこが勝っていると思っていますか? 「僕のカウンターは当たれば倒せると思うし、最近は当て勘も伸びてきてるんですよ。だから過去最高の出来だと思っています」 ーー今大会ではフェザー級の試合が他にも組まれていますが、どんなインパクトを残したいと思っていますか? 「練習では寝技も強くなっているとは思っているんですが、テイクダウンがなくて試合で出せないところがあったんです。だからカウンターで戦うとは言っていますが、機会があれば自分からタックルに入って寝技にも持ち込もうと思います。寝技になってもしっかり極めますよ」 (2009年11月20日、DEEPオフィシャルジムIMPACTでの記者会見にて収録) |