12月11日(金)東京・新宿FACEにて開催された『女子総合格闘技ジュエルス
6th RING』で衝撃的なデビュー戦を飾った“空手美少女”KGこと朱里(本名:近藤朱里)。今後の女子格闘技を背負う注目の選手となるのは間違いない。デビュー戦を終えた10日後に直撃した。
PROFILE
朱里(しゅり)
神奈川県出身、20歳
身長164cm、51kg
2008年10月26日、ハッスル栃木大会でプロレスデビュー
2009年12月11日、JEWELS新宿FACE大会でシュートボクシングルールの試合に出場、ASAKOから3-0の判定で快勝。
戦績:1戦1勝
SMASH所属
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■ハッスルの練習生のときには、何とリング設営も!
――朱里というのは本名ですよね? どういった意味があるんですか?
「お母さんから以前聞いたんですけど…忘れてしまいました(笑)。今さらどういう意味でつけたのかを聞くのは恥ずかしいですね」
――今年を振り返るとどういった1年でしたか?
「色々ありすぎてテンパった一年でした。ハッスルで一番下っ端なのでやることもたくさんありました。練習を厳しくしてもらって、『出来るようにならなきゃ』と思いながらやっていました。バイトもしないといけないのでやることがいっぱいでしたね」
――ハッスルの練習生のときはリング設営もやられていたんですか?
「雑用は全部やっていました。選手のコスチューム管理や洗濯、リング組み立てもやってました」
――全くプロレスの新人レスラーと同じですね。
「そうですね。プロレス界を知ってて入ったわけではないので、『こんな世界なんだ!』と驚きましたね」
■空手の成績は関東大会でベスト8に!
――元々プロレスは見ていたんですか?
「私は舞台をやっていて、プロレスというのは知りませんでした」
――ハッスルに入ったきっかけは何でしたか?
「知り合いから『ハッスルのオーディションがあるんだけど、受けてみないか?』と言われたのがきっかけでした。そのオーディションを受けて合格して練習生として入り、デビューさせていただきました」
――空手もやられていたんですよね?
「そうです。お兄ちゃんとお父さんが空手をやっていて、その影響を受けました」
――空手の実績は何かありますか?
「小学1〜中学3年まで全空連(全日本空手道連盟)で空手をやっていて、関東大会でベスト8に入って全国大会に出場しました。型を主体とする空手だったので、型をメインにやっていました」
■今後はお客さんを楽しませるエンターテイナーを目指す
――先日のデビュー戦では左ミドルが冴えてましたね。空手時代からの得意技でしたか?
「あれは空手の癖がついていてそれを直すのに大変でした。キックボクシングのジムに通って、あの蹴りに直りました。
――湘南格闘クラブにも通っていたということですが、きっかけは何でしたか?
「小路晃先生が湘南格闘クラブの岡林(章)会長を紹介してくれて、よくしていただきました。そこで『左ミドルがいいね』と褒められ、出稽古にいったバンゲリングベイの新田(明臣)会長からもいいといわれましたね」
――この前のデビュー戦を振り返ってどうでしたか?
「反省点ばかりで小路先生から力の半分しか出ていなかったねと言われました。自分の力が出せなかったので、今後力が出せるようにもっと練習をして頑張ります」
――来年の目標は立ててますか?
「朱里というキャラクターを確立させて位色んな人に自分を知ってもらいたいです。入場からマイクアピールまでお客さんを楽しませるエンターテイナーを目指します」
(2009年12月20日、ジュエルス1周年パーティーで収録)
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