12月19日(土)東京・ディファ有明にて開催されるDEEP事務局『DEEP
CAGE IMPACT 2009』で久保輝彦(禅道会)と対戦する高木健太(REDIPS)。2006年全日本サンボ74kg級優勝、2004年レスリング国体66kg級準優勝など組み技で優秀な成績を残しながら、キックボクシングに挑戦するオールラウンドファイター。今後注目の高木を直撃した。
高木健太(たかぎ・けんた)
1986年5月11日、埼玉県出身
身長180cm
2007年、DEEP-X リアルキングトーナメント 76kg級で3位
2007年、全日本アマチュア修斗選手権ミドル級で3位
PUREBRED川口REDIPS所属
総合戦績:6戦4勝(4KO)2敗
キック戦績:2戦1勝(1KO)1敗
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■練習の寝技で重視しているのはポジショニングではなく…
――今回は久しぶりの総合の試合になりますか?
「10月25日に愛知で修斗の大会(SHOOTO
GIG CENTRAL)があり、試合2日前にオファーを受けて出場しました」
――キックボクシングのJ-NETWORKのリングにも上がられていますが、普段は総合とキックのどちらに比重を置いて練習されているんですか?
「普段は総合をメインにやっています。寝技は下になってもすぐに立つことを意識していますね。上になったらポジショニングではなく、パウンドを打つことに重点を置いています」
――関節技を極めることは意識していないと?
「そうですね。チャンスがあったら狙いますけど、ほとんどそれはない状態で考えています」
――ご自身としてはキックルールの方が合っていますか?
「いや、そういうことはないですよ。総合だと組み付きが多いですけど、キックルールは打撃の練習になると思うのでオファーを受けています」
――どちらのルールで名前を売っていきたいですか?
「両方ですけど、キックだと自分の階級ではチャンピオンまでの段階がないんです。総合メインでやっていて、試合がなければキックの試合をやります。自分はキックの試合で失うものがないので、チャレンジする覚悟でなるべく強い選手とばかりやるようにしています」
■来年の目標はDREAM出場やアメリカ
――今年は今回の試合で何戦目になるんですか?
「6試合目です。逆に試合が決まらないと練習に対してのモチベーションが上がりません」
――キックルールでは江口真吾選手、鈴木悟選手と知名度のあるキックボクサーとの対戦が続いていますね。
「そうですね。今回対戦する久保(輝彦)選手も強い選手なので、会場が沸く試合になると思います。倒すか倒されるかの試合になると思います」
――来年の目標は立ててますか?
「早くDREAMのリングやアメリカで試合がしたいですね。呼ばれればいつでもいきますよ」
――来年は何試合やりたいですか?
「今年と一緒ぐらいやりたいですね。2カ月に1回は試合したいです。逆に去年の8月にDEEPフューチャーファイトでやって、今回で9試合目になります。どこもケガをしていないので、ケガさえなければ1カ月に1試合でもいいです」
(2009年12月18日、『DEEP
CAGE IMPACT2009』公開計量後の囲み取材で収録)
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