1996年に日本初の女子総合格闘家としてデビュー、今年で実に13年ものキャリアを誇る高橋だが、今年は1試合もやらなかった。インタビュー第一声で「私は引退していませんよ!」とアピールした高橋が、今後目指しているものとは……?
高橋洋子(たかはし・ようこ)
1973年4月20日、北海道出身
身長172cm、体重72kg
全日本女子プロレス、吉本女子プロレスJdを経て、
1996年7月14日に藤原組のサンダー・クラックと対戦。日本初の女子総合格闘家となる
2006年6月30日、デビュー10周年記念試合に勝利
2007年5月19日、スマックガール無差別級女王決定戦に勝利して第3代女王の座に就く
戦績:15勝10敗1分1無効試合
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■今年1年はわがままを言わせてもらおうと思っていたら……
ーー今年を振り返って……。
「今年は試合をしてないんです。去年の12月にアメリカ(EliteXC)でクリスチャン・サイボーグ選手とやって、その後はしてないんですよね」
ーーその理由は?
「体重が合わなかったのと、今年は年女だったんです。もう36歳でして(笑)。今年1年はわがままを言わせてもらおうと思っていたら、わがまま言い過ぎて試合がありませんでした。パウンドありじゃないと試合をやらないって言ったんですが、そうしたらまんまと試合なしで(苦笑)。そんな1年でした。でも、残り少ないので自分の好きなことをやらないと。我慢したルールでやるのは面白くないなと思って。あまり制限が多いルールはダメですね。反則しちゃうから。やっぱり上から顔を殴りたいし」
ーー今はとにかくパウンドありルールでやりたい、と?
「パウンドありがいいです。私の夢はUFC出場なので!」
ーーおおっ!
「これはデビューして5年くらいずっと思い続けていることなんです。無理と分かりつつも、夢を持っていないと続けていけないですからね。試合がなくても。UFC出場と、あと2〜3個やりたいことがあるので、それを達成しないと一応もう36ですけれどやめられないですね。後悔したくないので。1回やめてまた復帰するみたいなことはしたくないから」
ーーサイボーグ戦を振り返るとどうでしたか?
「ボコボコになって判定負けしたんですが、日本に帰ってきたら知らないおじさんに……
高橋洋子インタビュー内容
■今年1年はわがままを言わせてもらおうと思っていたら……(前編)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■今年1年はわがままを言わせてもらおうと思っていたら……(後編)
■ヒロちゃん(HIROKO)とも再戦しなきゃと思っています |
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