9月13日（日）東京・新宿FACEにて開催されるマーヴェラスジャパン/DEEP事務局『女子総合格闘技団体ジュエルス 5th Ring』のメインイベントでハム・ソヒと対戦する瀧本美咲（空手道禅道会横浜支部）。今年で格闘技人生10年目という節目の年で、今後を占う大きな試練を迎えることになった。

■今年で格闘技10年目！「もう崖っぷちです（苦笑）」

――格闘技を始めたきっかけから教えて下さい。

「暇だったんです（笑）。19歳の頃に何もやることがなかったので禅道会の空手を始めたんですが、最初はダラダラとやっていた感じでしたね」

――なぜ暇だったら空手だったのですか？　その選択が凄いですね。

「ポスターを見つけて、そこには“空手”と書いてあったんです。入ったら相撲をとっていたり、寝技をやらされていて、『空手とはこういうもんなんだ』と思いました。一緒に入会した友達とは『何かおかしいよね』と言っていたんですけど、寝技とかが面白かったのでやり続けましたね」

――それまで何かスポーツ経験はあったんですか？

「中高でクラブ活動としてバスケットをやっていたぐらいでしたよ」

――空手というと男性のイメージが強いですけど、両親の反応はどうでしたか？

「特には何もなかったですよ。昔から放任主義で干渉はなかったですね」

――ちなみに兄弟はいますか？

「4人兄弟であと3人が男です。兄が1人、弟が2人なんです」

――格闘技をやっていることに関して、兄弟は何か言ってますか？

「弟はこっちにいるので、よく試合を観に来てくれます。あとは長野にいるので会場には来ないですね」

――小さいときはよく兄弟喧嘩していたんですか？

「兄とよく喧嘩していました。力の差があるから勝てないじゃないですか。そういうところから格闘技をやりたいという思いがあったのかもしれないですね」

――空手をやり始めてからは兄弟喧嘩はどうでしょう？

「いや、そのときは19歳なんで……さすがに喧嘩はないですよ（笑）」

――今年で格闘技は10年目なんですね。

「もう崖っぷちです（笑）。若い子と比べると肌感とか、疲れの抜け方が違いますね」

――練習量は昔と比べてどうですか？

「増えたと思います。昔はダラダラとやっていましたし。ある程度年をとると、だましだましで出来るようになるんですけどね」

――年を重ねることごに何か気をつけていることはありますか？

「食べ物に気を遣うようになりました。昔は好きなものなら何でも食べてましたけど、今は…